深夜から大谷翔平を応援していたファンにとっては至極の一日になったはずだ。大谷翔平がダブルヘッダーのGAME1でメジャー初のコンプリートゲーム。GAME2では37号&38号を放ってチームの連勝に貢献している。圧巻だったデトロイトの大谷翔平TWP(TWO-WAY PLAYER)劇場を紹介したい。
大谷翔平NEWS
GAME1は大谷翔平メジャー初の完封劇
エンゼルスの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、敵地でのタイガース戦ダブルヘッダーに出場。
GAME1は「2番投手兼DH」で出場し、9イニング111球(ストライク71球)を投げて被安打1、奪三振8、与四球3、無失点という圧巻のコンプリートゲーム(完封)。9勝目(5敗)をメジャー初完封で飾った。
ちなみに、日本人投手の完封数は野茂英雄氏の9度が最高記録。2位が黒田博樹氏の5度、3位が田中将大の4度でこれまでに9人が記録して大谷が10人目。
今季20試合目の先発登板だったが、これで120.1イニング、防御率3.43、WHIP1.07、奪三振156、9イニング換算の奪三振率(K/9)11.64。9イニング換算の与四球率(BB/9)3.73。奪三振156はリーグ3位。
Shohei Ohtani, you complete me. pic.twitter.com/vEYLm3ZHjv
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エンゼルスは2回、5番マイク・ムスタカスと6番ハンター・レンフローの連続安打で無死二、三塁のチャンスから7番トレイ・キャベージの犠飛で先制。4回には1死二、三塁からまたもキャベージがライトへのタイムリーで2点を追加した。
大谷は1回から5回の先頭打者まで完全試合。結局、この日は5回の先頭打者ケリー・カーペンターに打たれたセンター前ヒットの1安打だけだった。9イニングを1安打の完封劇だった。
エンゼルスは6回、二塁打のミッキー・モニアックを置いて4番テイラー・ウォードが13号2ランで2点を追加。
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ウォードは8回にも反対方向へ2打席連続の14号ソロで1安打ピッチングの大谷を援護射撃。
エンゼルスが大谷の好投とウォードの2発、キャベージのタイムリーなどで6対0と勝利。
大谷の打撃は、第1打席が見逃し三振、3回の第2打席はセンターフライ、5回の第3打席はレフトフライ、7回の第4打席は空振り三振、9回表の第5打席はセカンドゴロに倒れ、5打数ノーヒットだった。
エンゼルスはこの時点で3連勝、今季の貯金を4に戻した。GAME2の2本塁打は次にゆっくりと紹介したい。最後まで読んでいただきありがとうございました。