MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

吉田正尚 メジャー移籍後初の4安打 ターナー満塁弾でヤンキースに大勝 

 

フェンウェイパークに宿敵ヤンキースを迎えた伝統の一戦は、レッドソックス吉田正尚外野手が1試合4安打をマーク。4打数4安打、3打点1得点の猛打賞でレ軍が15対5と大勝した。

 

 

MLB2023 GAME DAY  

 



吉田の1試合4安打はメジャー移籍後初。3安打以上はこれが5度目。移動日を含めて2日間の休養明けでヤンキース戦に「5番レフト」で出場。

 

いきなり吉田のパワーが炸裂した。第1打席、1点を追う1回2死一、二塁の場面で、相手の先発右腕ヘルマンに対し、カウント1-1からの3球目カーブをあと少しでグリーンモンスター越えという上部直撃の特大二塁打

 

 

 

これが逆転の2点タイムリーとなって2回には3番ジャスティン・ターナーが9号2ラン。3回にもターナーに10号グランドスラムが飛び出して一挙6点、4回にも連打で3点を追加して4回終了時点で13対1と大量リード。

 

 

 

吉田は3点リードの3回無死三塁の第2打席ではライト前タイムリー。第3打席もファースト内野安打。

 

6回の第4打席は右中間への二塁打。大差がついた8回の第5打席に代打を出され退いた。

 

レ軍の指揮官も吉田について「休養効果もあったと思う。先週あたりはバランスを崩していたが、初回の二塁打を見たときにボールがよく見えていると感じた。彼は優れた打者だ。今夜はいいスイングをしていた」と絶賛している。

 

吉田は4打数4安打、3打点1得点で、今季の打撃成績は打率.309、出塁率.383、OPS.862となっている。

 

 

レッドソックス吉田正尚ジャスティン・ターナーという新加入の二人が大暴れしてライバル対決に大勝。ヤンキースとの対戦成績を3勝1敗にした。これで地区最下位ながら勝率を5割に戻した。