MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

レッドソックス吉田正尚 7試合連続安打 3試合ぶりの4号本塁打

 

吉田正尚が3試合ぶりの4号本塁打を放った。吉田の活躍むなしくレッドソックスは2対6で敗れた。

 

MLB2023

 

吉田正尚4号ソロ放つ

 

 

レッドソックス吉田正尚は敵地でのオリオールズ戦に「4番・左翼」で先発出場。

 

本来のパフォーマンスが蘇った吉田は、第1打席、オリオールズ先発タイラー・ウェルズのカウント0-2からの3球目、84.4マイル(約135キロ)のチェンジアップをジャストミート。センター右の深いところへ3試合ぶりとなる4号ホームランをマークした。

 

打球角度24度、打球初速106マイル、飛距離412フィートだった。

 

 

4回の第2打席は、緩急で攻められて空振り三振。第3打席、第4打席は、ともにセカンドゴロに終わり4打数1安打、1本塁打1打点だった。

 

さすがにマルチ安打の連続試合はストップしたが、連続試合安打は7で継続中。

 

この日の吉田は守備でも見せた。2対4とリードされた6回裏、レッドソックスは1死満塁のピンチを招くと3番打者アンソニーサンタンデールの打球は左中間へ、これを吉田が全力疾走で追いかけダイビングキャッチ。

 

抜けれていれば大量失点のシーンだったが、吉田のガッツあふれるプレーが光った。

 

 

これで今季の吉田は打率.276、本塁打4、打点16、盗塁2、出塁率.371、OPS.832。

 

フェンウェイでは打率.171と物足りないが、対左投手でも打率.273(対右.278)と数字を残しているのが吉田の良さだろう。

 

レッドソックスは敵地でのオリオールズ3連戦を1勝2敗の負け越しで終え、再び勝率5割に戻ってしまった。地区最下位は変わらずだ。

 

ア・リーグ東部地区は20勝一番乗りのレイズが1位。2位にはオリオールズが16勝8敗で2位。最下位のレッドソックスでも13勝13敗の5割で、地区の全球団が勝率5割を上回っている。