吉田正尚が3試合ぶりの4号本塁打を放った。吉田の活躍むなしくレッドソックスは2対6で敗れた。
MLB2023
吉田正尚4号ソロ放つ
レッドソックス・吉田正尚は敵地でのオリオールズ戦に「4番・左翼」で先発出場。
本来のパフォーマンスが蘇った吉田は、第1打席、オリオールズ先発タイラー・ウェルズのカウント0-2からの3球目、84.4マイル(約135キロ)のチェンジアップをジャストミート。センター右の深いところへ3試合ぶりとなる4号ホームランをマークした。
打球角度24度、打球初速106マイル、飛距離412フィートだった。
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— Red Sox (@RedSox) April 26, 2023
4回の第2打席は、緩急で攻められて空振り三振。第3打席、第4打席は、ともにセカンドゴロに終わり4打数1安打、1本塁打1打点だった。
さすがにマルチ安打の連続試合はストップしたが、連続試合安打は7で継続中。
この日の吉田は守備でも見せた。2対4とリードされた6回裏、レッドソックスは1死満塁のピンチを招くと3番打者アンソニー・サンタンデールの打球は左中間へ、これを吉田が全力疾走で追いかけダイビングキャッチ。
抜けれていれば大量失点のシーンだったが、吉田のガッツあふれるプレーが光った。
吉田正尚はホームランだけではなく守備でも魅せた🤩🤩🤩
— MLB速報@メジャーリーグストア (@vvMLBvv) April 27, 2023
見事なダイビングキャッチ👍#RedSox #レッドソックス #吉田正尚
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これで今季の吉田は打率.276、本塁打4、打点16、盗塁2、出塁率.371、OPS.832。
フェンウェイでは打率.171と物足りないが、対左投手でも打率.273(対右.278)と数字を残しているのが吉田の良さだろう。
レッドソックスは敵地でのオリオールズ3連戦を1勝2敗の負け越しで終え、再び勝率5割に戻ってしまった。地区最下位は変わらずだ。
ア・リーグ東部地区は20勝一番乗りのレイズが1位。2位にはオリオールズが16勝8敗で2位。最下位のレッドソックスでも13勝13敗の5割で、地区の全球団が勝率5割を上回っている。