MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平 豪快21号2ラン!HRキング独走か!? 明日は「二刀流DAY」

 

地区3位のエンゼルスにとっては前半戦の天王山ともいうべき首位レンジャーズの4連戦。エンゼルスが連勝していたが、GAME3はレンジャーズが雪辱した。6月に強い大谷翔平は2試合ぶりの21号ホームランを放ち、メジャーで日本選手初の本塁打王に向けてラスト5ゲームで5本という量産体制に入った。

 

 

MLB2023 GAME DAY   

 

 

 

デトマーズQSも中継ぎ陣が大量失点

エンゼルスは先発左腕リード・デトマーズが6イニング96球を被安打3、奪三振8、失点1に抑えるクオリティースタート。

 

ところが、1対1で迎えた7回に2番手のジミー・ハーゲットが1番マーカス・セミエンに10号2ラン、2番コーリー・シーガーに9号ソロと連続本塁打を浴びてしまう。

 

3番手のタッカー・デービッドソンも8回に2点を献上。悪い時のパターンでブルペン陣が持ちこたえられず終盤に大量失点し、結局、3対6で敗れた。

 

レンジャーズが雪辱したことで、4連戦の対戦成績はエンゼルスの2勝1敗になった。

 

大谷翔平とイオバルディのマッチアップ

エンゼルスは13連戦中だが、9戦を消化して7勝2敗と好調。明日は大谷の今季14試合目の先発登板日なので、勝てば3カード連続で勝ち越しになる。

 

ただし、レンジャーズの先発は前回の対戦でも苦しめられたネイサン・イオバルディで、大谷とのマッチアップは投手戦が予想される。

 

大谷は9回に453フィートの特大21号2ラン

その大谷翔平は「2番DH」でスタメン出場し、初回の第1打席は、フルカウントから四球を選ぶ。3回の第2打席は見逃し三振に倒れ、昨日からの連続出塁は7打席でストップした。

 

2死一塁で迎えた4回の第3打席は、レフト前に技ありのクリーンヒットをマーク。6月3日(同4日)のアストロズ戦から続く連続試合安打を今季自己最長の「11」に伸ばした。

 

7回の第4打席はセカンドゴロに倒れたが、5点ビハインドの9回1死二塁で迎えた第5打席。相手のクローザー左腕ウィル・スミスが投じた1-0からの2球目94.1マイル(約152キロ)の中寄りの4シームを捉え左中間2階席へ特大の21号2ラン本塁打を運んだ。

 

リーグ単独トップになったこの追撃弾は、打球速度116.1マイル(約186.8キロ)、飛距離453フィート(約138メートル)、打球角度26度だった。逆方向に初速115マイル以上のホームランはスタットキャストが導入されて以降5本目らしい。

 

 

4戦連続のマルチ安打でラスト7試合は28打数14安打の打率.500、本塁打5、打点10、OBP559、OPS1.107。6月の大谷はビーストモードに入っている。


これでTWP大谷翔平の打撃成績は、打率.299、21本塁打(AL1位)、52打点、10盗塁、OBP.377、OPS.987(AL1位)になった。


最後まで読んでいただきありがとうございました。