MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

吉田正尚 特大8号2ラン 菊池雄星好投 大谷翔平久しぶりの無安打

 

レッドソックス吉田正尚が特大8号2ランを放つなど3安打でレ軍の6連勝に貢献している。ブルージェイズ菊池雄星も6回無失点の好投でチームの連敗を3で止めた。大谷翔平エンゼルスドジャース相手に完封負けした。

 

 

MLB2023 GAME DAY

 

 

吉田正尚 17試合ぶりの8号2ランなど3安打

レッドソックス吉田正尚外野手は19日(日本時間20日)、敵地で行われたツインズ戦に「4番レフト」で先発出場。8号2ランを含む5打数3安打3打点の活躍で、チームの6連勝に貢献した。

 

吉田の3安打“猛打賞”は今季6度目。チームは吉田の3打点で10対4と大勝し6連勝。

 

吉田のホームランは17試合ぶり。8回の第5打席。1死一塁から初球の甘く入った94.7マイルのシンカーを捉えた打球は、右中間スタンドの2階席まで運ぶ特大の8号2ランだった。

 

この試合では、両軍で6本のホームランが乱れ飛んだが、吉田の8号が最長飛距離の447フィート(136.2メートル)だった。

 

これで打撃部門3位の打率.308。スタッツは打点39、OBP.379、OPS.867。得点圏打率.309。

 

 

 

菊池雄星6回無四球無失点の好投

ブルージェイズ菊池雄星が敵地でのマーリンズ戦に6イニングでピッチカウント87球無失点と好投。被安打2、奪三振6で7試合ぶりの無四球とコマンドが安定していた。

 

これで今季の防御率は4.31から3.97へアップしている。

 

 

 

大谷翔平は久しぶりの無安打

マーリンズブルージェイズは緊迫した投手戦で2対0とブ軍が勝利したが、大谷翔平所属のエンゼルスドジャースのマッチアップもサイ・ヤング賞を3度受賞しているドジャースクレイトン・カーショーエンゼルスの若手左腕リード・デトマーズの投げ合いが7回まで続く投手戦になった。

 

試合が動いたのは8回ドジャースの攻撃で一塁ゴロがベースに当たってイレギュラーバウンドするエンゼルスにとってはアンラッキーで先制点を許し、結局、2対0でドジャースがLA決戦のGAME1に勝利した。

 

大谷翔平はカーショーの前に3打数ノーヒット。

 

第1打席がカーショーの高めの初球を叩いてレフトフライ。4回無死の第2打席は2ボール2ストライクからドロップカーブに空振り三振。6回1死一塁の第3打席は1ストライクからの外角スライダーにレフトフライだった。

 

これでカーショーとの公式戦での対戦成績は11打数無安打となった。

 

8回の第4打席も2番手の左腕ケイレブ・ファーガソンから空振り三振で、この日は4打数無安打。

 

今季の打撃成績は、73試合で281打数83安打、打率.295、24本塁打、58打点、10盗塁、OPS1.002、得点圏打率.324。

 

明日は「二刀流DAY」なので、大谷の好投と逆にラッキーがエンゼルスに舞い込むことを期待したい。