MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

キャニング好投でエンゼルスが3連勝 モニアックが今季3本目の先頭打者弾

 

大谷翔平の去就が気になるエンゼルスが3連勝。ここまでMLB30球団中21位の防御率だったエンゼルスの先発陣が、昨日のハイメ・バリアに続いてグリフィン・キャニングも好投。レッドソックス打線を7回完封のハイクオリティースタートで勝利に貢献している。

 

 

MLB2023  GAME DAY   

 

 


エンゼルスは初回、1番ミッキー・モニアック外野手がセンターオーバーの先頭打者ホームラン。今季3本目のリードオフ弾となる第4号ソロで先制した。

 

 

キャニングが好投を続ける中、5回には、女房役の7番マット・サイス捕手が2号ソロ、さらに8回には2番マイク・トラウト外野手大谷翔平に並ぶチームトップタイの11号2ランを放ってダメ押しの2点を追加。

 

エンゼルスの勝ちパターンで、効果的な本塁打が、初回、中盤、終盤に飛び出して4点差に広げる余裕のゲーム展開だった。

 

 

キャニングが今季一番の好投

 

投げては先発のグリフィン・キャニングが7イニングを2安打無失点の力投。8回を安定感のある左腕マット・ムーアが引き継ぎ。


4点差が付いたところで昨夜に続き守護神カルロス・エステベスを温存して先日コールアップしたメジャー4年目のジェイコブ・ウェブを投入する余裕の継投で完封リレーを演じた。


キャニングは7イニング91球で無失点、今季3勝目(2敗)。今季最長イニングを投げるベストピッチングだった。エンゼルス戦を放送している地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」も先発投手が調子を上げてきたと昨日のバリアとキャニングを紹介している。

 

 

大谷、吉田の快音はなし

 

ただし、残念だったのは大谷翔平が第1打席のファースト内野安打だけだったこと、それとレッドソックス吉田正尚が4打数ノーヒットだったことだ。


大谷は4打数1安打で打率を.281に下げ、吉田も4打数ノーヒットで連続試合安打も6でストップ。打率も.308から.300に下げたが、それでも高打率をキープしていることには変りはない。


アストロズの8連勝が止まった。エンゼルスレッドソックスをスイープして少しでも差を詰めたいところだ。明日の侍対決にも注目したい。