MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ダルビッシュ有、通過点の日米通算2500奪三振 8回1失点の好投

 

カブスダルビッシュ有が粘りの104球でメッツ打線を8回1失点に抑えるピッチングを披露した。

 

 

MLB2019

 

ダルビッシュは被安打5、1失点、7奪三振、1四球。ポストシーズンを見据えても価値ある内容だった。今季3度目のハイ・クオリティスタート(7イニング以上を投げ、かつ2自責点以内で抑える)。

 

 

今季5勝目(6敗)、防御率4.25、WHIP1.14、183奪三振。与四球率3.07、奪三振率10.83。オールスターブレイク以降だけで見ると9試合に先発して防御率2.93、WHIP0.80。55回1/3を投げて3四球しか与えていない安定ぶりだ。

 

残念ながら約1カ月続いた無四球は、5回に142打者連続無四球で途切れたが、6回には日米通算2500奪三振を記録。これは日本人投手の歴代11位。

 

日本人投手の奪三振TOP20

 

1 金田正一 4490

2 米田哲也 3388

3 小山正明 3159

4 野茂英雄 3122(日1204、米1918)

5 鈴木啓示 3061

6 江夏豊 2987

7 梶本隆夫 2945

8 工藤公康 2859

9 稲尾和久 2574

10 石井一久 2550(日2115、米435)

11 ダルビッシュ有2503(日本1250、米1253)

12 三浦大輔 2481

13 黒田博樹 2447(日1461、米986)

14 村田兆治 2363

15 山本昌広 2310

16 村山 実 2271

17 小野正一 2244

18 杉内俊哉 2156

19 槙原寛己 2111

20 川口和久 2092

 

 

日米通算では、野茂英雄氏の3122奪三振石井一久氏の2550奪三振に次ぐ3人目となった。

 

「2500」はダルビッシュにとっては通過点、日米通算で「3000」というマイルストーンに挑戦してほしい。子供の頃にワクワクしながら応援したあのレジェンド・江夏さんや鈴木さんの記録を超えてほしい。