規定投球回数をクリアしたい大谷翔平が現地9月4日、ホームでのアストロズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。気迫のこもった投球を見せてくれた。
大谷翔平NEWS
新球種も話題「100マイルで21インチも動いていた!」
大谷は、今季最多の111球を投じストライク81球、8イニングで奪三振5、被安打6、失点1の力投でチームの勝利に貢献した。
防御率はリーグ5位の2.58まで上昇し、162イニングの規定投球回数クリアまで残り26イニングになった。
そして、この日の話題は3回1死でチャズ・マコーミックに投じた100マイル(約160.9キロ)の2シームだった。
右打者のフロントドアに鋭く差し込んだ高速2シームにマコーミックは手が出なかった。
大谷、100mphのシンカーまで手に入れたか。 pic.twitter.com/zQi3WDcvd5
— いただきなべべ (@itadaki_Nabebe) September 4, 2022
目の肥えたファンはこの球を見逃さない。すかさずSNS上でこの球は話題になった。
2シームは先月に入ってからで試し始めた新球だ。本人も8月15日(現地時間)のマリナーズ戦後に「楽しく投げるために必要かな」とコメントしている。
様々なデータを発信するデータ会社「Codify」によるとホームベースの幅(17インチ=約43.2センチ)以上に曲がる21インチ(約53.34センチ)を記録したらしい。
同社の公式ツイッターで「21インチも水平に動いて、この速さを記録するなんて。まさに宇宙人だ」とツイートした。
This velo with 21" of horizontal movement is truly 👽! https://t.co/CgEmQ9FrQg
— Codify (@CodifyBaseball) September 4, 2022
3回にはメジャー通算400奪三振にも到達した。「400奪三振 & 100本塁打」はベーブ・ルース(488奪三振&714本塁打)に次いで2人目の快挙だ。
シーズン「200奪三振 & 30本塁打」
これで奪三振は181(AL5位)、K/9は11.98(AL1位)。凄い記録はシーズン「200奪三振 & 30本塁打」。これは史上初で誰も成し得ていない記録だ。
残り26イニングと19奪三振。このブログで何度も紹介してきたが、やはり2022年は「投手・大谷」に注目する1年だったと20年後に振り返って思うだろう。
この後、4~5試合の登板でアクシデントがないことを祈りたい。