MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平劇場 7回無失点で13勝目、前人未到の「200奪三振、30本塁打」も視野に入った

 

エンゼルス大谷翔平投手は本拠地でのマリナーズ戦に 「3番投手兼DH」で先発登板。2対1の勝利に貢献した。7イニング、被安打3、無失点、8三振を奪い13勝目(8敗)を挙げた。

 

 

大谷翔平NEWS

 

規定投球回まで14イニング

 

大谷は今季25試合目の先発登板。ピッチカウント107球(ストライク73)、許した安打は2回と3回、5回に1本ずつ打たれた散発3安打のみ。

 

3回終了時点で60球を要したが、その後修正、マリナーズ打線から8三振を奪う力投で7イニングを投げきった。

 

 

これで「2ケタ勝利&2ケタ本塁打を達成した1918年のベーブ・ルースに並ぶ13勝目をマークすると共にルースでもクリアしていない規定投球回クリアまで、あと14イニングとした。

 

 

キャリア初の200奪三振まであと4

 

奪三振数も196(AL3位)でキャリア初の200奪三振の大台まで残り4と迫った。9イニング換算の奪三振率は11.92とMLB全体で1位。

 

196奪三振で34本塁打も凄い記録だが史上初、前人未到「200奪三振&30本塁打も視野に入った。
 
 
防御率も2.43でAL5位、WHI1.041、FIP2.44。9イニング換算の四球2.2。K/BB=5.44、被打率.213、QS率60%。
 
 
投手部門ではどのカテゴリーでもリーグのトップクラスで、各チームのエース格と遜色がない。 


 

打撃でも先制タイムリ二塁打

 

打撃では初回にフェンス直撃の先制タイムリ二塁打。第2打席は四球、第3打席はショートゴロ。

 

2打数1安打1打点1四球で今季のトータルでは打率.266、89打点(AL5位)、34本塁(AL3位)、出塁率356、OPSは.892(AL3位)、得点圏打率.307となった。


昨季の自己最多安打138にも並んだ。安打数のキャリアハイも間違いないだろう。

 

 

大谷翔平の各スタッツ

【投手部門】

13勝 (リーグ5位タイ) 

防御率2.43 (リーグ5位) 

196奪三振 (リーグ3位) 

WHIP 1.04 (リーグ7位) 

被打率.213 (リーグ7位) 

奪三振率11.92 (MLB1位) 

与四球率2.19 (リーグ10位) 

K/BB 5.44 (リーグ5位)
 


【打撃部門】

34本塁打 (リーグ4位) 

6三塁打 (リーグ3位タイ) 

82得点 (リーグ7位タイ) 

89打点 (リーグ5位タイ) 

70四球 (リーグ7位) 

長打率.536 (リーグ3位) 

OPS.892 (リーグ3位)