MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

劇的!最終回に2本塁打で逆転 トラウト決勝弾 大谷メジャー500奪三振に到達

 

侍ジャパンの戦友同士の対戦として注目された大谷翔平対ラーズ・ヌートバーの人気者メジャー対決は、3打席3打数3奪三振で大谷に軍配が上がった。

 

 

MLB2023 大谷 vs. ヌートバー

 

大谷翔平13奪三振で「メジャー500奪三振」に到達

 

試合は1点ビハインドのエンゼルスが9回に2本のソロ本塁打で逆転。6対4で勝利して3連戦2勝でこのカードの勝ち越しを決めた。エンゼルスは前カードから3連勝だ。

 

大谷翔平が敵地でのカージナルス戦に「3番・投手兼指名打者」のリアル二刀流で先発。

 

 

今季7試合目の先発登板だったが、5イニングで97球を投げ被安打5、与四球2、1回と4回に本塁打を浴びて4失点。前回に続いて2本塁打を献上し今季の防御率は2.54に悪化した。

 

試合後のインタビューでは「不用意」という言葉で被本塁打を反省。5イニングで終わった登板を振り返った。

 

それでも13奪三振を奪い「通算500奪三振」に到達。「500奪三振&500安打」の記録を樹立した。

 

これに関しては、ベーブ・ルースらのレジェンドたちが関連する記録になるので時間があれば別の記事にしたい。

 

多くのファンが注目した侍ジャパンの人気者対決は、大谷がヌートバーを3打席連続の空振り三振に切って取った。

 

 

 

指名打者としてオフェンスでの大谷は5打数3安打1打点。1試合3安打も2試合ぶりで打率は.294から.307に。OPSも.897から.918にアップした。

 

エンゼルスが最終回に逆転勝利

 

試合展開に触れたいが、4回裏に大谷の2本目の被弾で3対4と逆転されたエンゼルスだったが、両チーム無得点のまま迎えた最終回。

 

エンゼルス代打のジェイク・ラムカージナルス4番手ジオバニー・ガイエゴスから起死回生の同点ソロをライトスタンドへ運ぶと、この日ノーヒットだった2番マイク・トラウトがレフトスタンドのポール際へ今季8号の勝ち越しホームラン。

 

 

 

続く大谷も初球をたたいて二塁打、これをアンソニー・レンドンがセンター前タイムリーで返して1点を追加。エンゼルスが鮮やかな最終回の大逆転劇を演じた。

 

大谷の後に投げたチェイス・シルセス含む3人のリリーバーが良い仕事をした勝利だった。

 

エンゼルスは最後にカルロス・エステベスが3アウトを奪い7セーブ目を記録。3番手のライアン・テペラに2勝目(1敗)がついた。