メッツがブリュワーズにで勝利して2016年以来、6年ぶりにポストシーズン進出を決めた。この試合では負傷者リストから復帰したマックス・シャーザーが好投し勝利に貢献している。
MLB2022
戦列に復帰した剛腕右腕がインパクトを与える好投をみせた。わずか68球で6イニングをパーフェクトに抑え、7対2でブリュワーズを破った。
マックス・シャーザー対コービン・バーンズという好投手が登板する注目の一戦だった。
試合展開は、4回表にメッツが主砲ピート・アロンソの36号3ランで先制。
6回表にはフランシスコ・リンドーアのタイムリー三塁打とダニエル・ボーグルバックのタイムリー二塁打で2点を追加し、バーンズをノックアウトした。
シャーザーは6回68球で降板したが、初回先頭から二者連続三振を奪うなど、18人から9三振を奪う圧巻の投球でゲームを支配する内容だった。
今季は21試合で防御率2.15、FIP2.42、WHIP0.883、133.2イニングで162奪三振。奪三振率10.95、与四球率1.5でK/BBは7.04とハイレベルのスタッツだ。
38歳という年齢から故障は多いが、ヘルシーな状態なら現役トップクラスのパフォーマンスを発揮する。
Six innings of perfection. pic.twitter.com/KRGQMoCcCq
— New York Mets (@Mets) September 20, 2022
シャーザーはこれで今季10勝目(4敗)をマークして通算200勝(101敗)を達成した。
これは現役投手ではジャスティン・バーランダー(アストロズ)、ザック・グリンキー(ロイヤルズ)に次いで3人目。
The @Mets are BACK in the postseason! #CLINCHED pic.twitter.com/MiA565i0iD
— MLB (@MLB) September 20, 2022
今季もブレーブスと僅差の地区優勝争いを演じているメッツだが、先日のジェイコブ・デグロムの復帰と共にシャーザーも復帰。
この2人がここへきて復帰したことはディビジョンどころかリーグ全体に大きなインパクトを与えるだろう。
メッツのPSでの戦いが楽しみだが、PSを有利に戦うには1ゲーム差のブレーブスを退けて地区優勝したいところだろう。
そのためにはシャーザーとデグロムの両右腕は共に欠かせないアイコンだ。