MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB2022 夏のトレードで移籍した選手たちの成績は?

 

この夏のトレード市場で話題になり、ポストシーズンに向けて“助っ人”として期待されて移籍した選手たちのその後が気になったので調べてみた。

 

MLB移籍情報

 

ホセ・イグレシアスエンゼルスからブレーブス

8月は13試合に登板。11.1イニングで防御率0.79、WHIP0.88、被打率.184。5ホールド、1セーブを記録。9月も6登板で無失点、防御率0.00、4ホールド。移籍後1か月半は中継ぎとして防御率0.54(同16日時点)。エンゼルス時代の39登板、防御率4.04から激変している。

 

ファン・ソトナショナルズからパドレス

8月は24試合で打率.268、本塁打4、OPS.915。9月は打率0.73、本塁打0、OPS.356。移籍後、4本塁打、8打点は物足りない数字だ。打率もトータルで.234と低下。得点圏打率が.178と低い。

 

ジュシュ・ベルナショナルズからパドレス

ベルも残念なぐらい期待外れで8月は打率.188、本塁打2、OPS616。9月も打率.224で本塁打も1本だけ、OPS.602。

移籍前は打率.311、OPS.894だったが、移籍後は打率.204、OPS.642とソトとより不振かもしれない。

 

ジョーイ・ギャロヤンキースからドジャース

相変わらず移籍後も打率は1割台で、層の厚いドジャースではフル出場できていない。ただ、少ない打席ながら移籍後30試合で15打点(5本塁打)と長距離砲としての存在感は発揮している。

 

アンドリュー・ベニンテンディ(ロイヤルズからヤンキース

9月3日付けで10日間の負傷者リスト入り。8月は1番打者として起用されることが多く28試合で打率.267、出塁率.330、盗塁4だった。今季はここまで打率.304、OPS.772。

 

ルイス・カスティー(レッズからマリナーズ

レッズでは3勝4敗、防御率2.77。マリナーズ移籍後は8試合で4勝1敗、防御率2.56と安定感は変わらない。とくに9月の3試合は防御率1.53と好調をキープしている。