MLB2021
パドレスのダルビッシュ有投手が21日(日本時間22日)、メジャー史上最速で1500奪三振を達成した。
前回の登板ではクレイトン・カーショーに投げ勝ったダルルビッシュ有。この日が今季15試合目の先発。1500奪三振のマイルストーンまであと11に迫っていたが、初回にターナー、スミスから連続三振を奪うと、2回はビーティー、テイラー、マッキンストリーを3連続三振に仕留めた。
3回もレクス、ウリアスから三振を奪い、圧巻の7連続三振。その後はベッツにソロを浴びたが、4回はターナー、スミスを空振りの三振、5回もテーラーを空振りの三振に切って取って6回にスーザJr.から見逃しの三振を奪い、これがこの日11個目の三振となり、通算1500奪三振を達成した。
Yu Darvish is the first pitcher with 1,500 Ks in fewer than 200 games. pic.twitter.com/O8fNBZ51Oq
— MLB Stats (@MLBStats) June 22, 2021
この日のダルビッシュは、6回99球(ストライク67)、被安打2、失点1の好投で7勝目の権利を手にして降板した。
相手がドジャースの強力打線だけに価値のある投球内容だ。
200試合未満での1500奪三振到達
これまでのメジャー最速での1500奪三振到達はランディ・ジョンソン氏の206試合で、ダルビッシュはこれを9試合上回り、史上最速の通算197試合目、史上初の200試合未満での1500奪三振到達となった。
イニング数でも1220回1/3での到達は、ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ投手の1272回1/3を上回る史上最短記録。
最速でなくても良いのでダルビッシュがメジャーリーグで2000奪三振に到達することを祈りたい。