MLB メジャーリーグ物語

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メッツのデグロムが100マイルの剛速球で防御率0.50

メッツのジェイコブ・デグロム投手が連続無失点イニングを30に伸ばしている。

 

 

MLB2021

 

2018、19年と2年連続でサイ・ヤング賞を受賞したMLB屈指の右腕

 

メッツのエース右腕ジェイコブ・デグロムは21日(日本時間22日)、ブレーブスとのダブルヘッダー第1試合(7回制)に先発。5回1安打無失点の快投で7勝目(2敗)を挙げた。これで、今季の防御率は驚異の0.50となった。

 

 

この日のデグロムは100マイル(約161キロ)超えのフォーシームを15球マーク。初回からブレーブスの先頭打者ロナルド・アクーニャJr.を101マイルの快速球で3球三振に切って取るなど、圧巻のパフォーマンスを披露した。

 

 

デグロムはこれで30イニング連続無失点。通算120勝を挙げたR.A.ディッキーが2012年に記録した球団記録まであと2回2/3に迫った。

 

 

MLB公式サイトによるとデグロムは12先発連続で自責点が1以下となり、シーズンの中での記録ではボブ・ギブソンMLB記録を抜いた。

 

 

 

初回終了後には審判から粘着物質などの検査を受けたが問題はなかった。

 

 

MLB公式サイトでは「怪我も粘着物質検査も不運な安打も彼を乱すことはできない」と報じた。

 

 

 

ジェイコブ・デグロムの通算成績

メッツ(2014~2021、8年目)

195試合(195先発) 77勝53敗、防御率2.49、1241.2イニング、1476奪三振、WHIP1.02、bWAR43.2。