MLB メジャーリーグ物語

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ダルビッシュ 悲運!ハーパーから2奪三振もチームは逆転サヨナラ負け

 

カブスダルビッシュ有ポストシーズンに進出に向けて好投を続けている。この日も7回を無失点10奪三振だった。

 

 

MLB2019

 

 

注目のブライス・ハーパーとの対戦も2三振1死球と圧倒した。とくに3回の第2打席では2死二塁の場面で初球カーブ、2球目スプリット、そして3球目は91.1マイル(約146.6キロ)のツーシームでハーパーは、3球ともバットにかすりもしない空振りの三振にねじ伏せた。

 

ダルビッシュは、オフの大補強でビッグネームが並ぶフィリーズ打線を散発の4安打、無四球に抑え、ライブ中継を見ていても完全にゲームを支配した印象の投球内容だった。ダルビッシュの2ケタ奪三振はメジャー37回目。勝利投手の権利を持って降板した。

 

今季の防御率も前半終了時点の5.01から、後半戦は防御率2.36。WHIP1.16だが、最近の7試合では0.74で、四球を2個しか与えていない。

 

奪三振数は、ナ・リーグ8位の168で、チーム最多。それでもキャリア平均の奪三振率11.02より悪い10.88だから、今後、さらに数値がアップする可能性を秘めているとみたい。今後の試合で圧巻の奪三振ショーを見られるかもしれない。

 

 

試合は、9回裏にブライス・ハーパーがカブスの5番手デレク・ホランドから起死回生の逆転グランドスラムで7対5でサヨナラ勝ちを収めた。

 

フィリーズは、打撃コーチに元近鉄などNPBで活躍したチャーリー・マニエル氏が就任。その効果が出たのかは分からないが、ハーパーが昨日2本塁打。この試合でも2試合連続の25号本塁打。昨日のJ.T.リアルミュートに続いて2試合連続のグランドスラムが出ている。