MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ダルビッシュ、自分を成長させてくれた思い出のシカゴで好投

 

パドレスダルビッシュ有投手が以前に在籍したカブス相手に好投したが、打線の援護がなく今季2敗目(6勝)を喫した。

 

MLB2021  GAME DAY  

 

ダルビッシュ、思い出のシカゴで好投

 

パドレスダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、本拠地のカブス戦で今季13試合目の先発登板。7回100球(ストライク67)、被安打3、失点2、与四球2、奪三振8と好投したが、味方打線も相手投手陣に4安打に抑えられ、1対3で敗れた。53日ぶりの今季2敗目(6勝)。

 

 

内容はハイクオリティスタートで今季の防御率2.28、WHIP0.91、奪三振数92(奪三振率10.48)と高い水準をキープしている。

 

 

ダルビッシュは3年間過ごしたシカゴでの登板に感慨深げにツイート。(下記参照)

 

 

 

 

自分を成長させてくれたスタッフに感謝

 

投球内容に関しては、カブス時代にマイク・ボーセロ(作戦/準投手コーチ)トミー・ホットヴィー投手コーチが、もっと投げることを勧めたスプリットを多めに使ったという。

 

 

ボーセロ・コーチによると「彼は持ち球全てを常に修正している。スイングに対するタイガー・ウッズのようだ。完成することはないんだ。(ダルビッシュのスプリットは)すでにアンビリーバブルだったが、更にすごいボールになった」という。

 

 

ダルビッシュは「恩返しのつもりがいい感覚も掴めたので自信になりました。」と試合後にツイートしている。

 

 

この日、初回のマウンドに立つ際は、GReeeeNの「道」を登場曲として流した。 「ピッチングの登場曲はカブスでダメだったときに使い始めた『道』。その時を思い出しました」。

 

ダル

 

ダルビッシュ防御率2.28はMLB全体で10位(リーグ8位)、6勝はバウアーらと並んでリーグ6位タイ。奪三振数92はMLB10位タイ(リーグ7位タイ)。WHIP、被打率もすべてリーグでトップ10に入っている。

 

 

様々な困難と闘ってきたダルビッシュ。自身の動画チャンネルでもそのことを明かしてくれているが、日本を代表する投手でも苦しむ部分があったり、挑戦している姿には感動する、勇気をもらえる。

 

 

パドレスアメリカ中部から東部に遠征中、カブスの次は、メッツと対戦。各地区上位チームとの対戦が続くが、このシリーズが終わればロッキーズやレッズといった比較的ラクなチームと対戦する。

 

 

 

 

ダルビッシュ有youtubeチャンネル

 

https://www.youtube.com/c/yudarvish/videos