現地12日のMLBは大谷翔平が休養日として欠場。レイズが開幕12連勝。カージナルスの新人ウォーカー外野手がルーキーとしてはメジャー最長タイ記録の開幕から12試合連続安打を記録している。
MLB2023
レイズが開幕から12連勝
レイズの快進撃が止まらない。レイズが本拠地トロピカーナ・フィールドに同地区ライバルのレッドソックスを迎えた4連戦のGAME3だったが、1回裏にランディ・アロザレーナの3号3ランで先制すると4回、5回に追加点。5回までに8得点を奪う猛攻で試合の序盤でモメンタムを引き寄せた。
6回以降レッドソックスの追撃にあったが9対7で球団新記録を更新する12連勝。ワンダー・フランコが5打数3安打と活躍している。レッドソックスの吉田正尚は右ハムストリングの張で欠場している。
開幕10連勝以上はレイズでMLB史上7チーム目。最長は1982年のブレーブスと1987年のブリュワーズ。レイズはあと1勝で歴代トップに並ぶ。明日からはカナダに移動してブルージェイズと3連戦だ。
① ブレーブス (1982) 13連勝
① ブリュワーズ (1987) 13連勝
③ レイズ (2023) 12連勝 (継続中)
④ アスレチックス (1981) 11連勝
⑤ ドジャース (1955) 10連勝
⑤ パイレーツ (1962) 10連勝
⑤ インディアンス (1966) 10連勝
ウォーカー開幕から連続安打
20歳の若さで開幕戦にメジャーデビューを果たした話題のジョーダン・ウォーカー(カージナルス)が連続試合安打記録を「12」に伸ばしている。
開幕からルーキーの連続安打は1941年のチャック・アレノと2016年の当時ロッキーズだったデビッド・ダール(ブリュワーズ)による17試合連続安打がある。
ただし、21歳の誕生日を迎える前にデビュー12試合連続安打したのは、1900年以降で、1912年のエディ・マーフィー(アスレチックス)に次いで2人目という快挙。
13試合に伸びればMLB史上最長記録が111年ぶりに塗り替えられるということになる。ルーキーとして歴史的快挙だ。
マーリンズのアライズ二塁手が今季初のサイクルヒット
また、前日の試合になるがマーリンズのルイス・アライズがチーム史上初のサイクルヒットを達成している。
アライズはフィリーズ戦で3番セカンドで出場。第1打席二塁打、第3打席三塁打、第4打席レフトへ今季1号ソロ本塁打、第5打席にレフト前安打を放った。
アライズは今日の試合でも5打数1安打で開幕から12試合で打率.500をキープしている。