MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ロックアウト前の球団別契約状況 PART2

 

オーナーサイドによる4回目のロックアウトストライキを含めると9回目)に突入したメジャーリーグだが、ロックアウト・デッドライン前のラスト3日間に成立した契約状況を球団別にまとめてみた。

 

 

膨大な数になっているのでマイナー契約は記載せず、メジャー契約だけにした。第2弾はアメリカン・リーグ(AL)中部地区。

 

 

MLB移籍/契約情報

 

昨日紹介したが、ヤンキースの動きが鈍かった。CBSスポーツの記事でも「サイレントヤンキース」と評価し、最低グレードの「F」だった。

 

中部地区ではタイガースがハビアー・バイエズと長期契約を結んだのが、目立った動きだった。

 

ロックアウト直前(11/29・30,12/1)に決まった契約

球団別にここまでの補強を評価しているCBSスポーツの記事を参考に補強評価も付け足した。

 

 AL Central 

 

ホワイトソックス

レウリー・ガルシア 3年契約に合意

ケンドール・グレーブマンと3年契約

CBSスポーツの評価:A

 

 

ガーディアンズ

マイナー契約のみ

CBSスポーツの評価:F

 

 

▼タイガース

ハビアー・バイエズ 6年契約

CBSスポーツの評価:A

 

 

▼ロイヤルズ

テイラー・クラーク 年俸調停を回避し、1年契約に合意

CBSスポーツの評価:D

 

 

▼ツインズ

ディラン・バンディ 1年契約に合意

バイロン・バクストン 7年契約に合意

ケイレブ・シールバー 年俸調停を回避し、1年契約に合意

ジェラル・コットン 年俸調停を回避し、1年契約に合意

タイラー・ダフィー 年俸調停を回避し、1年契約に合意

CBSスポーツの評価:B

 

 

この地区ではタイガースが積極的に動いた。まず、レッズとのトレードでタッカー・バーンハート捕手を獲得。

 

レッドソックスのクオリファイング・オファーを拒否した先発左腕のエドゥアルド・ロドリゲスを5年総額7700万ドルで獲得。

 

ロックアウト直前にメッツからFAのスター遊撃手の一人、ハビアー・バイエズと6年総額1億4000万ドルの契約を結んだ。(この契約の詳細は関連記事で下記に貼っておくので興味がある方はそれを参照したいただきたい)

 

ホワイトソックスは自軍からFAの便利屋レウリー・ガルシアと再契約。契約内容は3年1650万ドル。アスレチックスからFAの救援右腕ケンドール・グレーブマンと3年2400万ドルで契約している。

 

ロイヤルズはダイヤモンドバックスからノンテンダーFAになっていた救援右腕テイラー・クラークを獲得したのが唯一の補強だった。

 

ツインズは中堅手バイロン・バクストンと7年総額1億ドルで契約を延長。バクストンは27歳、2017年には「フィールディング・バイブル・アワード」を受賞するなど俊足攻守が売りの中堅手。ツインズは、この生え抜きの引き留めには成功したが、まだまだ補強ポイントは多い。

 

 

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