MLB メジャーリーグ物語

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【MLB移籍情報】FA市場の動向 ボットーもFAに!ベルはオプション行使でマーリンズ残留

 

メジャーリーグは水面下でのストーブリーグがいよいよ表面化してきている。トレード市場も気になるが、ここではフリーエージェント市場の動きを簡単に紹介したい。

 

 

MLB移籍情報 

 

 

カブスコディ・ベリンジャー外野手は2500万ドルのミューチュアル(相互)オプションを破棄。

 

 

ブルージェイズウィット・メリフィール内野手は1800万ドル、ホワイトソックスと先発右腕マイク・クレビンジャーは1200万ドル、ブリュワーズと左腕ウェード・マイリーも1000万ドルの同オプションを破棄した。

 

すでに紹介したが、レッドソックスジャスティン・ターナー内野手は選手側に選択権のあるプレーヤーオプションを破棄しFAとなった。

 

球団側に選択権のある球団(クラブ)オプションは、ホワイトソックスが抑えのリアム・ヘンドリックスフィリーズスコット・キングリー内野手カブスが救援右腕ブラッド・ボックスバーガーに対して行使したので、それぞれFAになった。

 

ホワイトソックスティム・アンダーソン内野手のクラブオプション(年俸1400万ドル)を破棄したことを発表した。

 

 

 

レッズのジョーイ・ボットーもFAに

 

レッズも球団生え抜きのジョーイ・ボット内野手の来季のクラブオプション(年俸2000万ドル)を破棄したことを発表している。

 

ボットーにはバイアウト700万ドルが支払われるが、2002年の入団からレッズひと筋のフランチャイズ・プレーヤーもオプションを破棄され40歳で初のFAになった。

 

 

ストローマンがオプトアウトの権利を行使

 

また、カブスの先発右腕マーカス・ストローマンがオプトアウトの権利を行使してFA市場にでてくる。

 

ストローマンは3年7100万ドルの契約でカブスに加入し、1年2100万ドル分の契約を残していたが、FAになることを選択した。

 

ストローマンは32歳。メジャー9年目の今季は、27試合(うち25先発)に登板して136.2イニングを投げ、10勝9敗、防御率3.95、119奪三振を記録。FA市場でも評価の高い先発投手だ。

 

とくに前半戦で素晴らしい活躍を見せ、キャリア2度目のオールスター・ゲームにも選出された。

 

 

 

 

逆のパターンもありマーリンズスイッチヒッタージョシュ・ベルは2024年シーズンのプレーヤーオプション(年俸1650万ドル)を行使して残留を選んだ。