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【MLB契約情報】ジャスティン・ターナーが2024年のプレーヤーオプションを破棄

 

ジャスティン・ターナーが2024年のプレーヤーオプションを破棄し、フリーエージェントになるとレッドソックスが発表した。移籍情報サイト「トレード・ルーモア」が報じている。

 

 

MLB契約情報 

 

 

レッドソックスは3日、ジャスティン・ターナー三塁手が選手側が選択権を持つ年俸1340万ドルのプレーヤーオプションを破棄して670万ドルを受け取ることを選択したと発表した。

 

 

 

 

38歳のターナーは昨年オフにドジャースからFAになりレッドソックスと契約。

 

今季は内野のコーナーにラファエル・デバース三塁手とトリストン・カサス一塁手がいたため主に指名打者で146試合に出場。打率.276、23本塁打、96打点、OBP.345、OPS.800をマーク。メジャーキャリア15年で154安打と96打点はキャリアハイだった。

 

OPSは2017年の.945がピークで年々下降傾向にあるが、ここ3年間は20本塁打以上を2度マークして好調なシーズンを過ごしている。40歳までプレーできる複数年契約を狙っているのかもしれない。

 

レッドソックスは、右腕コーリー・クルバー投手については球団側が選択使権を持つ年1100万ドルの来季契約オプションを行使しないことも明らかにした。

 

 

ドジャースがランス・リン投手のオプション破棄

 

レッドソックス以外の移籍市場の動向としては、ドジャースが先発右腕ランス・リンの2024年1800万ドル(バイアウト100万ドル)の球団オプションを破棄している。

 

 

 

 

カブスドジャースから移籍してバウンスバックしたコディ・ベリンジャー外野手が来季の相互オプションを破棄したことを発表。

 

さらに、救援右腕ブラッド・ボックスバーガーとの来季オプションを破棄した。

 

 

ツインズはポランコ、ケプラーとのオプション行使

 

ツインズがホルヘ・ポランコ内野手とマックス・ケプラー外野手のオプションを行使している。30歳のポランコは来季1050万ドル+2025年1250万ドルの球団オプション。

 

今季は故障離脱した影響で80試合で打率.255、14本塁打、48打点、4盗塁、OPS.789と不本意なシーズンだった。

 

ケプラーも30歳。来季1000万ドルの契約で2024年シーズン終了後にFA。今季130試合に出場して打率.260、24本塁打、66打点、1盗塁、OPS.816を記録。

 

「トレード・ルーモア」によるとソニー・グレイ、前田健太、タイラー・マーリーら多くの選手がFAでチームを去るため、先発投手の補強がオフの優先事項になっているツインズが、その強化のために両選手をトレード交換要員として利用する狙いがあるということだ。