MLB2021
有原航平の先発ローテーション入りが決定!
レンジャーズ有原航平投手のメジャーデビュー戦が、開幕2戦目となる4月3日(日本時間4日午前3時10分開始予定)の敵地ロイヤルズ戦に決まった。
有原はオープン戦5試合、13回1/3イニングて防御率3.86
レンジャーズのクリス・ウッドワード監督が開幕から5戦目までの先発投手を発表。北海道日本ハムファイターズからポスティング制度を利用してレンジャーズへ移籍した有原航平は先発ローテーション入りを勝ち取った。
The rotation is set.
Thurs. @ KC: Gibson
Sat. @ KC: Arihara
Sun. @ KC: Lyles
Mon. vs. TOR: Foltynewicz
Tues. vs. TOR: Dunning
— Texas Rangers (@Rangers) March 30, 2021
MLB公式サイトの記事によるとレンジャーズの今季先発ローテーションは先発5人のうち、5イニング以上を投げる「伝統的な先発投手組」はギブソン、有原、フォルティネビッチの3人だけで、それ以外の試合では複数の先発投手を起用する方針。
ジョーダン・ライルズ、デーン・ダニングは、ともに右腕だが、テイラー・ハーンとウェス・ベンジャミンの両左腕と組み合わせて起用。公式サイトでは第5戦までを下記になると予想している。
①カイル・ギブソン
②有原航平
③ライルズとハーン
④マイク・フォルティネビッチ
⑤ダニングとベンジャミン
第3戦と第5戦が左右の投手をタンデムで起用する。
先発投手も分業制?
メジャーではこれまで162試合を5人の先発投手と8人のブルペン投手で消化していくのがパターンだった。先発投手は6回を3失点以内でクオリティースタート(QS)と呼んで評価の基準にしていた。
今季のレンジャーズは5回以上を投げる投手を調子の良い3人に絞り、それ以外の4~5人の投手で試合の序盤をやりくりしていくという現実的な戦術をとる模様。
上手くいくかは見てのお楽しみ。ヤバい気がするが、メジャーも30球団もあると実績のある先発投手を5人揃えるのは難しいということかもしれない。
この戦術でいくと、有原の場合も最初の数試合でQS以上の結果を出さないと先発の「第2グループ」に格下げされる可能性も出てくるので、これまで以上にシーズン最初の投球内容(結果)が重要になってくる。
登板した試合では、相手打者の2巡目までを完ぺきに抑えたいところだ。
最初から「ポータブルタイプ」で行くと宣言するのは珍しく。どんな結果になるか?
答えはシーズン終了後に待っている