嬉しいニュースが入ってきた。無難な復帰戦だったようだ。5月に右肩を手術をしたレンジャーズの有原航平投手が戦列に復帰した。
有原航平が戦列復帰
有原は5月に右肩の動脈瘤(りゅう)の手術を受け負傷者リスト入り。マイナーで2試合のリハビリ登板を経て9月1日(日本時間2日)、本拠地のロッキーズ戦で116日ぶりのメジャー復帰登板を果たした。
初回は、好打者チャーリー・ブラックモンから空振り三振を奪うなど三者凡に退けた。2回もトレーバー・ストーリーら3人をフライアウトで仕留め、3回も3人で抑えたが、打者2巡目に入った4回1死からブレンダン・ロジャースに中越え11号ソロを浴びたところで球数が50球近くに達し降板した。
3.1イニングで47球(ストライク29球)、1安打1失点。3奪三振の無四球だった。
今後、実戦登板で徐々に球数を増やし、来季のローテーション入りに向けて首脳陣からの信頼を勝ち取りたいところだ。
この日は最速92.2マイルの4シームとスライダー、シンカー、カッター、チェンジアップなどを投げた。
今季は4月3日のロイヤルズ戦でメジャー初先発。4月14日のレイズ戦では5.2イニングを無失点に抑え、MLB初勝利を挙げた。今季通算8試合(8先発)で2勝3敗、32イニング、防御率6.19、WHIP1.41、奪三振20、与四球12。
8月に29歳になった有原は2020年12月にポスティング制度を利用してレンジャーズと2年総額620万ドルで契約。今季が260万ドル、来季が360万ドル。
Good to have you back, @aripay_35! pic.twitter.com/ze1GVuy5XP
— Texas Rangers (@Rangers) September 1, 2021