MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

有原と大谷の元同僚対決は先輩・有原が勝つ!6回途中無失点で2勝目

日本のMLBファン注目の有原航平大谷翔平の元日本ハムファイターズ同士の日本人対決は、有原に軍配が上がった。

 

パイセンが意地を見せた!

 

レンジャーズの有原航平は現地時間4月19日(日本時間20日)、敵地で行なわれたエンゼルス戦に先発。5回2/3、球数77球(ストライク47)、被安打2、失点0、与四球2、奪三振6の好投で今季2勝目をマークした。

 

 

これで前原は4回の登板で、前回登板のレイズ戦に続いて2連勝(1敗)、20回1/3、防御率2.21、FIP3.04、奪三振数13(奪三振率5.74)、与四球3(与四球率1.33)、WHIP0.93。

 

 

大谷翔平との初対決は初回無死一塁から4球目、フロントドアのカッターで狙い通り一塁正面のゴロに打ち取って併殺。続くMLB屈指の強打者、マイク・トラウトをフルカウントからスプリッターで空振り三振。

 

 

2回も四球で走者を背負ったが、ここでも併殺に仕留め、序盤3回を無失点に封じる危なげない立ち上がりでゲームを作った。

 

 

 

 

大谷との2度目の対戦は4回だった。この対戦ではセンターオーバーのあわや本塁打かという大飛球を打たれたが、元巨人に在籍したホセ・ガルシアがフェンス際で好捕して被弾を免れた。

 

 

有原は、最速151キロのストレート、カットボール、チェンジアップなど変化球を交えた巧みな投球にエンゼルス打線は沈黙した。メジャー移籍後キャリアハイの6奪三振、そのうち2つはトラウトから記録している。

 

 

エンゼルスのジョー・マドン監督は「間違いなく自分を理解している。職人だった」と賛辞を送った。

 

 

NPBでは先輩になる有原が後輩・大谷の前で意地を見せた。

 

 

有原本人は6回を最後まで投げ切れなかったことを反省していたが、レンジャーズの先発ローテーションを中4日でこなす有原は、早くも大きな戦力になりつつある印象を受けた。

 

 

2打数ノーヒットに終わった大谷だったが、試合後のインタビューでは「1打席目も2打席目も(ボールの)見え方としては良かったですし。いい感じで見えてるのは今後につながるかなと思います」と有原攻略へ手応えを感じていた。

 

 

この二人の対戦は今後も楽しみになってきた。