MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ペイトリオッツ・デイ(愛国者の日)とMLB

 

 

 

ペイトリオッツ・デイ(愛国者の日)とボストンマラソン

 

ペイトリオッツ・デイ(愛国者の日)の記念行事ボストンマラソン開催のため、メジャーリーグで唯一、午前中に試合が始まる「Patriots Day Game」が現地18日に開催された。

 

毎年4月の第3月曜日(愛国者の日)に開催される「ボストンマラソン」に合わせて午前中に試合が始まるのが通例だが、1月にマラソンの方は10月開催に変更が発表されているので、試合だけが例年通り午前中に始まった。

 

 

 

今季は異例の10月開催に変更

 

1月26日、ボストン体育協会(BAA)は第125回ボストンマラソン(2021年大会)の開催予定日を10月11日に決定したことを発表した。同マラソンは例年4月に開催されているが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により、延期が決まっていた。

 

日本人にもなじみ深いボストンマラソン

 

 1897年に第1回が開催されたボストンマラソンは、世界でもっとも長い歴史と伝統を誇るマラソン大会。

 

ボストン郊外のホプキントンをスタート、ボストン市街へ向けて走るワンウェイコース。35キロ付近に有名な「ハート・ブレイク・ヒル(心臓破りの坂)」があるが、全体としては下りが中心。

 

後半の細かな上りを走りきれば、ゴールまでは一気に下る好タイムが出るコース。

 

世界規模のマラソン大会としては初めて、女子ランナーの参加や車いすでの参加を認めたことでも知られている。

 

また、ランナーのエントリーに際し、性別および年齢に応じた標準タイムの条件が定められていることも、大会の特徴となっている。

 

日本人では、瀬古利彦さんが2回優勝(1981年・1987年)。その他、公原健二さんら数名が優勝している。

 

車いす部門でも07年と11年に副島正純さんが優勝、女子では土田和歌子さんが07年から11年まで5連覇している。

 

BOSTON STRONG

レッドソックとボストンマラソン

 

 

 

4月の第3月曜日は、マサチューセッツ州ではペイトリオッツ・デイ(愛国者の日)として、州の祝日と定められている。

 

歴史的には、1775年4月19日に米独立戦争が始まったことを記念する祝日であり、ボストンマラソンは、毎年ペイトリオッツ・デイを記念した、ボストン市民にとっては「春の訪れ」を寿ぐ行事のひとつになっている。

 

ペイトリオッツ・デイ」のレッドソックス戦は、毎年、午前11時に試合が始められることが伝統となっている。

 

1年に2,430試合ある大リーグの試合(ポストシーズンは除く)の中でも、午前中に試合が始められるのは、ボストンの「Patriots Day Game」だけ。

 

なぜ、この試合だけが朝に始められるのかというと、それは、ボストンマラソンで、フェンウェイパークの近くを通過するランナーたちを試合後に見てもらうため。

 

 

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そんな日にあのテロ事件は起きました。そして、テロには屈しないという意味を込めて「BOSTON STRONG」を合言葉にレッドソックスが奮起。市民に勇気を与えた。

 

上原浩治もクローザーとして夏以降、大活躍で前年最下位のチームがワールドシリーズを制した。