テキサス・レンジャーズに先発ローテーション投手がもう1枚加わった。現地13日、サンディエゴ・パドレスからフリーエージェントとなっていた右腕タイソン・ロス投手と1年契約で合意したことが分かった。
Sources confirm: Tyson Ross in serious talks with #Rangers. One-year agreement in place, per @Sullivan_Ranger.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) 2017年1月13日
これはメジャーリーグ公式サイト『MLB.com』が同日に報じたもの。レンジャーズからの正式発表はまだないが、複数の報道によれば、年俸は600万ドル(約6億9,000万円)で、これに出来高ボーナスなどのインセンティブが付く内容だという。
29歳のロスは昨季、パドレスで開幕投手に抜てきされたが、右肩を故障したため登板はこの1試合だけだった。それでも2014年には13勝14敗、防御率2.81の成績でオールスターに選出。2015年も10勝12敗、防御率3.26でヘルシーな状態に戻ればバウンスバックも期待できる。
レンジャーズは、すでに先発右腕アンドリュー・キャッシュナーをFAで補強しているが、ロスの獲得は、順調に回復すればコール・ハメルズ、ダルビッシュに次ぐ3番手4番手が期待できる。