フラッグディール・トレード情報
ダルビッシュ有が所属するシカゴ・カブスがレンジャーズの通算152勝左腕コール・ハメルズをトレードで獲得した。
これで移籍先が注目された左腕スターター2人の移籍先が決まった。
コール・ハメルズがカブスへ。J.A.ハップはヤンキースがトレードで獲得した。
今季のハメルズは、6月後半から打ち込まれることが多く、ここまで20試合に先発して5勝9敗、防御率4.72。しかし、カブスの本拠地リグレー・フィールドでは2015年にノーヒッターを達成したこともあり、リグレーでの通算成績は6試合41回で防御率1.76、WHIP0.85。
しかも、ポストシーズンで16試合に登板して通算で96回2/3で防御率3.48、2008年にワールドシリーズとリーグチャンピオンシップでMVPにも輝いている。そういった経験もハメルズ獲得の要因になったと思われる。
The #Cubs today acquired LHP Cole Hamels and a cash consideration from the Rangers for RHP Eddie Butler, minor league RHP Rollie Lacy and a player to be named. pic.twitter.com/uDJaFBAT3c
— Chicago Cubs (@Cubs) 2018年7月27日
これでカブスの先発陣は故障リハビリ中のダルビッシュ有を除いて
1. ジョン・レスター LHP
2. タイラー・チャットウッド RHP
3. マイク・モンゴメリー LHP
4. ホセ・キンターナ LHP
5. カイル・ヘンドリックス RHP
上の5人にハメルズ(LHP)が加わった6人編成になった。
ハメルズは34歳。レスターと同年齢だが、MLBサービスタイムで比べるとハメルズが11.143、レスターが11.075で、僅かながらハメルズが投手陣の最古参になる。全員が28歳から34歳の脂の乗った年齢で、経験と実績のある陣容になった。
カブスは先日もレンジャーズから右腕ジェシー・チャベス投手を獲得しており、ブルペンに編成している。
交換要員としてカブスからは、先発経験もある5年目の右腕エディ・バトラー投手と23歳のマイナーリーガー右腕ロリー・レイシー投手が移籍する。