7月末のウェーバー公示なしのトレード期限を前にナ・リーグ所属のチームが、誰を補強したのかを簡単にまとめた。
この夏は、三塁手に人材が多く、マチャドは遊撃手でドジャースへ移籍。ムスタカスはブルワーズ、エスコバーはドジャースと1.5ゲーム差の2位で首位争いを演じているダイヤモンドバックスに移籍した。
もう一人注目だった三塁手、ブルージェイズのドナルドソンは故障で5月下旬から戦列を離れている。
ナ・リーグ所属各チームの補強リスト
ドジャースは右ひじのじん帯修復手術で長期離脱の穴を、この夏最大のインパクトのある選手で補った。マチャドに関しては何度か紹介したので、その記事を参考にしていただきたい。
元阪神の呉昇桓はカージナルスの2年間で138試合に登板して39セーブを挙げた。2年目に防御率が4点台に悪化して再契約出来ず、オフにレンジャーズと契約したが身体検査で白紙に。
その後、ブルージェイズと契約。今季は48試合、2セーブ、防御率2.68とバウンスバックしてロッキーズにトレードされた。
▼J.ソリア(Wソックス)⇒ブルワーズ
リリーフ市場は活発で34歳のメキシコ人右腕は40試合、20ホールド、16セーブ、防御率2.56の成績でブルワーズへ。
▼ M.ムスターカス(ロイヤルズ)⇒ブルワーズ
17年オフの被害者でクオリファイング・オファー(QO)を拒否したが、結局、QOの半額程度、前年の870万ドルをも下回る550万ドルプラス出来高(最大で770万ドル)という契約でロイヤルズ残留を決めた。
20本塁打、62打点をマークしており、得点力でMLB全体20位のブルワーズにとっては大きなインパクトを与える選手になるかもしれない。 すでに3番や5番を打つ三塁手として出場している。
▼ C.ハメルズ(レンジャーズ)⇒カブス
ハメルズに関しての記事は↓
http://takoyaki7985.blog.fc2.com/blog-entry-3779.html
▼A.カブレーラ(メッツ)⇒フィリーズ
打率.277、18本塁打、58打点の打てる内野手カブレーラは二塁手だが、フィリーズでは遊撃手として起用される予定。
▼E.エスコバー(ツインズ)⇒ダイヤモンドバックス
エスコバーは前半戦不調で現在DL入りのジェイク・ラムに変わって5番サードですでに試合に出ている。
※スタッツはトレード前の数字。