フラッグディール・トレード情報
現地東部時間の7月31日午後4時のトレード期限を前にタンパベイ・レイズの先発右腕クリス・アーチャー周辺が慌ただしくなってきている。
MLB移籍情報
今季のアーチャーは、左腹部に張りがあるとてし、6月3日から10日間の故障者リスト(DL)入り。オールスターブレイクをはさんでDLからは復帰したが、ここまで3勝5敗、防御率4.31。
契約内容も2021年のシーズン終了までコントロールできて、3年で2750万ドルとローテーションのフロントスターターにしては格安とも言える内容のため資金力のないレイズには売り出す可能性が低いように思われた。
ただ、この夏は、マチャド、ムスターカス、エスコバー、ドナルドソンといった三塁手たちに比べて先発投手の質、量が低く、来年度以降もコントロールできるため、多くの球団から白羽の矢が立ったのかもしれない。
交渉のテーブルには12球団がついており、左腕のJ.A.ハップやハメルズが決まった後に、数少ないスターターとして価値が上がり争奪戦になっている。
レイズにはMLBプロスペクト・ランキングでMLB全体100位以内の若手有望株が6人いるが、地元紙タンパベイ・タイムズの分析では、それら選手たちよりもメジャー昇格が近い2Aレベル以上の捕手、長打力の期待できる外野手を交換選手として要求しているのではないかという事だ。
#Yankees, #Dodgers and #Padres among teams trying for #Rays’ Chris Archer, sources tell me and @JimBowdenGM.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) 2018年7月28日
「売り手」にとって有利な状況の中、果たしてクリス・アーチャーの移籍はあるのか、ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール氏はドジャース、ヤンキース、パドレスの3球団がクリス・アーチャーの交渉に絡んでいると伝えている。
◇記事参考
https://baseball.information0.com/major-baseball/chris-archer-sweepstakes-180730/