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【MLB移籍情報】レンジャーズとブレーブス間でトレードが成立

 

レンジャーズとブレーブス間でトレードが成立。レンジャーズは先発右腕を割と低価格で先発ローテーションに追加した。

 

MLBトレード情報

 

 

このトレードでレンジャーズは、先発右腕ジェイク・オドリッジと金銭(1000万ドル)をブレーブスから獲得。その対価としてレンジャーズは救援左腕コルビー・アラードを差し出した。

 

オドリッジはメジャーキャリア11年の32歳だが、2008年にブリュワーズ1巡目(追補)全体32位で指名されて入団。そのあとレイズなどに移籍してこれで7球団目になる。

 

今季はアストロズでスタートして夏にブレーブスに移籍。2チームで計22試合に先発して106.1イニングを投げ、6勝6敗、防御率4.40、FIP4.28、WHIP1.326。86奪三振、9イニング換算の奪三振率(SO/9)7.3。9イニング換算の四球率(BB/9)3.0。

 

ブレーブスで前半の3.75から5.24に防御率が悪化したのが気になるが、これまでレイズ(5シーズン)、ツインズ(3シーズン)、アストロズ(2シーズン)など、ほとんどがア・リーグのチームで通算74勝69敗(防御率3.99、FIP4.16)の実績がある。

 



レンジャーズは、昨年オフにはロックアウト前に内野のコア選手になるコーリー・シーガーとマーカス・セミエンに大金を投じたが、今オフは先発ローテーションの構築が課題(毎年のことですが...)。

 

それだけに先発ローテの3~4番手クラスとはいえ、多少は実績のある投手を少ない出費で追加して保険をかけた感じがする。

 

 

今のところ先発ローテの2番手という位置づけだが今季のマーティン・ペレス(FA)のようにサプライズな活躍に期待したい。

 

このトレードは、ブレーブスからしても構想外の来季1250万ドルの先発投手を放出することによって多少でも今後の補強資金とロースター枠に余裕を持たせることができる。

 

オフシーズン初日の日本時間11月7日にマイナークラスの右腕と引き換えに控えの外野手をロッキーズから獲得したブレーブスだが、早くも今オフ2件目のトレードだ。