MLBは、サンディエゴでウィンターミーティングが始まり移籍市場も一気に動き出してきた。
MLB移籍情報
オリックスからポスティングシステムでのメジャーリーグ移籍を目指す吉田正尚外野手が契約可能選手として通知されるとMLB公式サイトが伝えている。
MLB各球団と吉田正尚の契約交渉は、米東部時間7日午前8時(日本時間7日午後10時)から米東部時間来年1月20日午後5時(同21日午前7時)までで、全球団が交渉可能になる。
外野手の動向としては、現地6日、マリナーズからFAのミッチ・ハニガーがジャイアンツと合意。ドジャースからFAのコディ・ベリンジャーがカブスと契約に合意したというニュースが流れている。
ミッチ・ハニガー ⇒ ジャイアンツ
3年総額4350万ドル(AAV1450万ドル)
コディ・ベリンジャー ⇒ カブス
1年1750万ドル
外野手の契約としては既にジョク・ピーダーソンがジャイアンツから提示された1965万ドルのクオリファイング・オファー(QO)を受諾して1年間の残留が決まっている。
ハニガー、ベリンジャーが決まったが外野手はアーロン・ジャッジやブランドン・ニモ、アンドリュー・ベニンテンディーなど多くの人材がまだFA市場に残っている。
投手たちの契約も決まりだした!
まず、カブスが先発右腕ジェイムソン・タイヨンと4年6800万ドル(AAV1700万ドル)で合意した。
さらに、フィリーズが4年7200万ドルで先発右腕タイファン・ウォーカーを獲得。AAVは1800万ドル。
The @Phillies are signing RHP Taijuan Walker to a 4-year, $72M contract.
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) December 7, 2022
per @ByRobertMurray and @JonHeyman pic.twitter.com/WJZpvPVRmF
先日も紹介したが、デグロムやウォーカーらがFAで流失したメッツの先発ローテーションに日本のエース、千賀滉大が加わるかもしれないという予感がしてきた。(あくまでも予感ですが)
元エンゼルスでドジャースからFAの左腕アンドリュー・ヒーニーもレンジャーズと2年2500万ドル(AAV1250万ドル)で決まっている。
この契約には最大で1200万ドルのインセンティブが付いており、2023年終了後にオプトアウトできる権利もついているという。
今季16試合(うち先発14試合)のヒーニーに防御率3.10と復調気味だとはいえ、高くついた気もする。ちなみに22年はドジャースと1年850万ドルだった。
これで来季のレンジャーズの先発ローテーションは、下記のツイッターのようになる。
ヒーニーは4~5番手。
The Rangers will head into 2023 with an experienced pitching rotation pic.twitter.com/yZV0A1ANcF
— Talkin’ Baseball (@TalkinBaseball_) December 6, 2022
既に決まった先発投手
マーティン・ペレス(LHP)
レンジャーズのクオリファイングオファー(QO)を受託
クレイトン・カーショー(LHP)
ドジャースに1年2000万ドルで残留
タイラー・アンダーソン(LHP)QO
エンゼルスが3年4350万ドル(AAV1450万ドル)
カイル・ギブソン(RHP)
オリーオールズが1年1000万ドル
ジャスティン・バーランダー(RHP)
メッツが2年約8667万ドル(AAV4333万ドル)
ザック・エフリン(RHP)
レイズと3年4000万ドル
(1年目と2年目は各1100万ドル、3年目は1800万ドルの球団オプション)
ジィコブ・デグロム(RHP)QO
レンジャーズと5年総額1億8500万ドル(AAV3700万ドル)
マイク・クレビンジャー(RHP)
ホワイトソックスと1年1200万ドル
上の一覧は順不同。その他、リリーバーや内野のポジションプレーヤーなどが続々と決まりだしている。