オリックスからポスティングシステムでのメジャーリーグ移籍を目指す吉田正尚外野手が契約可能選手として通知されるとMLB公式サイトが伝えている。
MLB移籍情報
メジャー挑戦の吉田外野手と千賀投手の動向は?
MLB各球団と吉田正尚の契約交渉は、米東部時間7日午前8時(日本時間7日午後10時)から米東部時間来年1月20日午後5時(同21日午前7時)までのようで、全球団が交渉可能になる。
外野手の動向としては、現地6日、マリナーズからFAのミッチ・ハニガーがジャイアンツと合意。どじゃーすからFAのコディ・ベリンジャーがカブスと契約に合意したというニュースが流れている。
ミッチ・ハニガー ⇒ ジャイアンツ
コディ・ベリンジャー ⇒ カブス
ジョク・ピーダーソン※
※ジャイアンツから提示された1965万ドルのクオリファイング・オファーを受諾。
その他、外野手の注目選手としては、ジャッジ、ベニンテンディーやマイヤーズ、ニモ、ポラック、ギャロらが、それぞれ未だ決まっていない。
これまでのオフシーズンだと、高くつく先発投手の補強から始まって、最後のほうに外野手が決まりだすパターンが多かったのが、今オフは外野手のFA市場に人材が多いのでどうだろう。
吉田正尚の移籍もそうした選手たちの動向に左右される。なお、吉田の代理人はスコット・ボラス氏。
千賀滉大の契約は?
もう一人の注目の日本選手としてはソフトバンクから海外FAでメジャーリーグ移籍を目指す千賀滉大投手だが、代理人がサンディエゴで行われているウィンターミーティング中に日本メディアに対応したというニュースが流れている。
それによると千賀は11月上旬のGM会議後に渡米し、「6~7カ所の街を訪れた」らしく。現時点で6~12球団が獲得に興味を示しているという。
代理人のウルフ氏は、千賀が高額サラリーではなく、長期契約の際に快適に感じられる環境を重要視していることを強調した。
「千賀は監督、GM、投手コーチと対面し、多くの質問をしていた。チームの施設を見ており、決断の助けになるだろう。彼はいい契約というだけでなく、素晴らしい経験ができる“ホーム”を探している」と述べたという。
吉田も、千賀も素晴らしい選手で、メジャーでも間違いなく開幕ロースターに登録されると思うが、今季は移籍市場に実績のある外野手が多いため、先発投手の千賀のほうが早く決まりそうな気がする。
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