吉田正尚外野手がレッドソックスと5年9000万ドルの大型契約で合意した。
MLB契約情報
電撃契約は日本人野手で過去最高額になった!
吉田とレッドソックスの契約合意は早かった。オリックスからポスティングシステムでのメジャーリーグ移籍を目指す吉田正尚外野手が契約可能選手として前30球団に通知されたわずか1日後というスピード決着だった。
公式サイトによるとオリックスには譲渡金として1537万5000ドルが支払われる見込みとなっている。
The Red Sox continue to add to their roster reportedly signing Japanese star Masataka Yoshida to a 5-year deal. Yoshida hit .327 with a .960 OPS over 7 seasons in the NPB. pic.twitter.com/kTLy8u5slV
— MLB Network (@MLBNetwork) December 7, 2022
吉田は、今季オリックスで119試合に出場し、打率.335、本塁打21、打点88、出塁率.447、長打率.561、リーグトップのOPS1.008をマーク。
オリックスでの7シーズンで、通算打率.327、出塁率.421、長打率.539、OPS.960、二塁打161、三塁打7、本塁打133、打点467、盗塁21を記録。2019年にはキャリアハイの29本塁打をマークしている。
5年9000万ドルの契約は、昨年オフに鈴木誠也がカブスと結んだ5年8500万ドルを上回る野手では最高額。日本からFA契約を結んだ選手の中では田中将大投手がヤンキースと結んだ7年1億5500万ドルに次いで2番目の高額になるという。
レッドソックスの来季の外野陣は、MLB公式サイトのビートライターの予想では左翼に吉田、中央にキケ・エルナンデス、右翼にアレックス・ベルドゥーゴの外野陣で合わせる可能性が高いという。
吉田の打順は1番を予想。J.D.マルティネスがFAで流失したレッドソックス打線には左打ちの選手が多く右打ちの大砲が欲しい気もするが、残された補強ポイントとしては先発投手1人~2人と、8月にクリスチャン・バスケスをアストロズにトレードして空席になっている正捕手だろう。
この後は、吉田と共に国際FAでメジャー移籍を目指す千賀滉大投手の獲得もウイッシュリストに入っているかもしれない。
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