メジャーリーグ移籍情報
2018年夏のトレード市場で注目投手3人
昨年のダルビッシュ有(カブス)やソニー・グレイ(ヤンキース)ほどのインパクトはないが、スターターにフォーカスして、この夏のトレード市場で注目の投手をピックアップした。
■コール・ハメルズ(レンジャーズ)
15試合、4勝6敗、防御率3.41。13年目のベテラン左腕は、フィリーズ時代にワールドシリーズのMVPを1回(2008年)、オールスターゲーム選出4回など大舞台を経験した実績がある。ヤンキースやブルワーズがフィットしそうだ。
■J.A.ハップ(ブルージェイズ)
チームの先発陣では最年長の35歳だが、ここまでチーム最長の91イニングを投げている。ブルージェイズは負け越して地区は、ヤンキース、レッドソックスの2強状態。ワイルドカードの望みも薄く、トレード市場に出ればMLB通算12年間で防御率3.91という安定感は魅力ある左腕になる。ドジャース、カブスなどが候補。
■タイソン・ロス(パドレス)
16年にはパドレスの開幕投手を務めたが、右肩を痛めて1試合の登板に終わった。17年はレンジャーズ。今季はパドレスとマイナー契約で開幕を迎えたが、昇格して15試合5勝5敗、防御率3.34と復活している。
そのほか、今季終了後にFAになるスターターでコンスタントに数字を残している選手としては、マイケル・フルマー(タイガース)、イアン・ケネディ(ロイヤルズ)、アンドリュー・キャッシュナー(オリオールズ)らがいる。