MLB移籍情報 年俸調停
メジャーリーグでは、スプリングトレーニング(キャンプ)を約1カ月後に控えて続々と主力が年俸調停を回避して契約合意している。年俸調停の期限は現地13日、その契約の一部を紹介する。
代表的な選手としては、コロラド・ロッキーズが、ノーラン・アレナド三塁手との年俸調停を回避。新たに総額2,950万ドル(約33億8,000万円)の2年契約に合意した。
25歳のアレナドは昨季、打率.294、41本塁打、133打点と大活躍。2年連続で本塁打と打点の二冠を獲得。ゴールドグラブ賞はメジャーデビューから4年連続で受賞しているスラッガー。2019年シーズン終了までロッキーズが契約をコントロールできる。
シカゴ・カブスもサイ・ヤング賞右腕ジェーク・アリエッタ投手との調停を回避。年俸1,563万7,500ドル(約17億9,000万円)の1年契約を結んだ。
ヒューストン・アストロズは、サイ・ヤング賞左腕ダラス・カイケル投手と915万ドル(約10億5,000万円)の1年契約に合意し、年俸調停を回避した。
29歳のカイケルは、2015年に20勝8敗、防御率2.48と大ブレイクしてサイ・ヤング賞を獲得。しかし、昨季は3年連続のゴールドグラブ賞を受賞したものの、9勝12敗、防御率4.55と大きく成績を落としていた。カイケルは2018年シーズン終了後にフリーエージェントとなる。
さらに、イチロー所属のマーリンズも13日、昨季40セーブを挙げた守護神のA.J.ラモス投手ら主力級5選手と年俸調停を回避して今季の契約に合意した。
昨季9勝をマークした先発右腕のトム・コーラー投手、正遊撃手のアデイニー・エチャバリア遊撃手、正中堅手のマルセル・オズーナ外野手、そしてユーティリティー選手のデレク・ディートリック内野手も契約に合意している。
メジャーの「年俸調停」という仕組みや、それを回避して契約合意に至るニュースは、もはや恒例行事のようなものだ。ただ、FA権を得る前の選手にとっては、完璧ではないにせよ成績に見合った年俸を手にできる制度であり、選手個々にとってはありがたい仕組みといえる。

