2016年のMLBドラフトでメッツから2巡指名(全体64位)のプロスペクト、ピート・アロンゾが開幕ロスターを果たし、3試合連続安打中。ここまで12打数6安打3打点とスプリングトレーニングの好調を維持している。
MLB2019
アロンゾは昨シーズンもメッツ傘下ビンガムトンとラスベガスの2チーム合計で132試合に出場し、打率.285、36本塁打、119打点、OPS.975を記録。マイナーリーグの本塁打王にも輝いた逸材。
バンワグネンGMに代わってオフに大型補強したメッツ。開幕戦ではナショナルズの剛腕マックス・シャーザーから2安打にもかかわらずラッキーな勝利。アロンゾも2番ファーストでスタメン出場して第4打席にシャーザーから代わったジャスティン・ミラー投手からメジャー初安打を記録している。
Today’s starting nine. #LGM pic.twitter.com/wwWnUx0D2q
— New York Mets (@Mets) 2019年3月31日
MLB.comでも紹介していたが、アロンゾは今季の最初の2週間ほどをマイナーで過ごした場合、メッツはフリーエージェントとなるのを1年遅らせることができた。
しかし、メッツのフロントは「ベストの25人を揃えること」を最優先し、彼を開幕からメジャーのロースターに入れることを決めた。24歳のフロリダ出身の若者はそれくらい大きな期待を背負い、チームに必要な戦力と見なされている。
記念すべきメジャー第1号本塁打は、3試合を終わってまだ出ていないが、アロンソの活躍もあってメッツは最初の同地区対決を2勝1敗で勝ち越した。
話題のブライス・ハーパーの移籍で勢力図が変わろうとしているナ・リーグ東部地区。新人選手が低迷してきたチームにどれだけインパクトを与えるか、スポットを当てて見ていきたい。