メッツの新GMに就任したビリー・エプラーの最初のディールなるかもしれない。メッツとエドゥアルド・エスコバーが2年契約で合意した。
MLB移籍情報
ブリュワーズからFAのエドゥアルド・エスコバーがメッツと2年2000万ドルで合意した。MBネットワークのジョン・ヘイマンが伝えている。この契約は3年目(2024年)が球団オプションになっている。
Sources: Eduardo Escobar, Mets in agreement on 2-year deal, pending physical. Close to $25M.
— Jon Heyman (@JonHeyman) November 26, 2021
エプラー新GMの初仕事はベテラン・ユーティリティーの追加
32歳のエスコバーは内野の各ポジションと左翼でも出場経験があるユーティリティ。
今季は攻撃力に刺激を加えたかったブルワーズが、夏のトレードでダイヤモンドバックスから獲得。ブルワーズでは、48試合で打率.268、本塁打6、打点25、OPS.800をマーク。2球団トータルでは146試合で打率.253、本塁打28、打点90、OPS.786を記録した。
左右で打席に立つスイッチヒッターで、内野の各ポジションと打線の汎用性を拡げることのできる選手だろう。
The @Mets have reportedly signed All-Star infielder Eduardo Escobar, per @JonHeyman. pic.twitter.com/gVeIlCDlVu
— MLB (@MLB) November 26, 2021
■メッツ打線では主軸の前後を打つ存在
メッツの打線では、主軸のピート・アロンゾや復帰する予定のロビンソン・カノーなどの前後を打つことが考えられる選手で、ハビアー・バイエズの再契約ができなかった場合も考えての補強だが、ここにバイエズが加わればさらにデプスは強化することになる。
メッツには若手のJ.D.デービス三塁手や内外野を守れるジェフ・マクニールなどが控え、キャリア11年のエスコバーの加入は額面通りの力を発揮してくれれば得点でMLB27位という打線の戦力アップにもつながる。
ロックアウトが懸念されるメジャーリーグだが、各球団のGMは、そうしたことも考慮して早めの補強に動く傾向が見えてきた。