MLB メジャーリーグ物語

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レッドソックスの吉田正尚がマルチ安打!メジャー初盗塁にも成功

 

12打席ノーヒットが続いていたレッドソックス吉田正尚外野手が6日(日本時間7日)、敵地でのタイガース戦に「4番・左翼」で先発出場して勝利に貢献している。

 

 

MLB2023

 

吉田正孝、メジャー初盗塁も記録

 

吉田正尚は6回にはメジャー移籍後初となる盗塁も記録しているが、この日の4打席は、2回の第1打席がピッチャー横へ転がるボテボテの内野安打、4回の第2打席がショートゴロ併殺打、6回は四球からの盗塁に成功してアダム・デュバルの勝ち越し3ランを呼び込んだ。


そして最終回に右翼線への二塁打で3打数2安打1四球1盗塁だった。マルチ安打は7試合で3回目になる。


吉田は今季第3戦のパイレーツ戦でフェンウェイパークの名物であるグリーンモンスター越えのメジャー第1号本塁打を放っていたが、その後はノーヒットの試合が続いていた。打球が内野の頭を超えていくのも本塁打以来16打席ぶりだった。

 

 

 

これで今季の吉田は25打数5安打の打率.200、打点6、本塁打1、盗塁1、OPS.606。


まだまだ本来のポテンシャルを発揮していないが、打球の角度も出ていないのが気になるがシーズンはこれからだ。今はメジャーの環境に慣れていく時期だからこんなものだろう。じっくり応援していきたい。


レッドソックスは開幕のオリオールズ戦を落としてパイレーツにも3連敗。苦しいスタートだったが、この日は左腕クリス・セールが途中から立ち直り5イニングを被安打4の失点3、与四球3、奪三振7で今季初勝利を飾り、連敗を3で止めた。


この後は残り2戦をタイガースと戦いビジターでレイズ4連戦とエンゼルスとの4連戦。レイズもエンゼルスも開幕から好調なだけに苦戦が予想される。


順調にいくと対エンゼルス戦は吉田対大谷翔平のマッチアップがありそうで楽しみだ。

 

吉田正孝のメジャー第1号ホームラン