MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

トラウト2HR 大谷3安打でもエンゼルス連敗!吉田は9試合連続安打

 

現地29日(日本時間30日)の大谷翔平所属のエンゼルスは、マイク・トラウトが2本塁打を含む3安打、大谷が3安打をマークしたが、先発左腕のリード・デトマーズが7失点(自責点4)と早い回に崩れてブリュワーズ戦に5対7で敗れた。

 

 

MLB2023

 

 

大谷翔平は「3番・指名打者」でスタメン出場。1回の先制のチャンスに珍しい一塁ゴロ併殺打に倒れた。

 

第2打席に一二塁間をゴロで抜けるライト前ヒット、第4打席も同じようなライト前ヒット、第5打席は二遊間をライナーで弾き返すライト前ヒットの5打数3安打だった。

 

大谷は打率.292、OPS.869になった。大谷の1試合3安打は現地27日(同28日)のアスレチックス戦以来だ。

 

 

大谷の前を打つ2番トラウトも3安打したが、大谷と対照的に打球バレルが良く8回に6号2ラン、9回に7号2ランを記録するなど2本塁打を含む3安打5打点だった。

 

 

1番に新人のザック・ネトを起用したエンゼルスだったが、ネトは2安打1死球の3出塁で起用に応えた。

 

結局、11安打(2本塁打)したエンゼルスが5安打のブリュワーズに負けてしまった。ナ・リーグ中部地区で首位争いをしている強豪相手に脆さがでた試合だった。

 

これで2連敗で勝率5割に戻った。明日はGAME3、3連戦スウィープだけは避けたい。

 

エンゼルスは先発投手がMLB全体で18位の防御率ブルペンの投壊が目立つが、実はリリーフ陣はMLB8位の防御率(前日までのスタッツ)で、先発陣の踏ん張りに期待したいところだ。

 

この日の日本選手はレッドソックス吉田正尚が4打数1安打1四球。吉田は先頭で迎えた3回の第2打席でレフトのグリーンモンスター直撃打を放ち、二塁を狙ってアウトとなるも、連続試合安打を「9」に伸ばした。

 

吉田の打率は.274、OPS.819。チームは延長10回に8対7で逆転サヨナラ勝ちし、勝率を5割に戻した。

 

カブス鈴木誠也は5打数1安打だった。打率.255、OPS.684。

 

「メキシコ・シリーズ」は11本塁打の乱打戦

 

メキシコシティで初開催の「メキシコ・シリーズ」2連戦の初戦は、パドレスジャイアンツ両軍で計11本塁打が飛び出す壮絶な乱打戦の結果、16対11でホームチームパドレスが勝利している。

 

メキシコでの公式戦開催はこれが6度目だが、同国最大の巨大都市であり首都でもあるメキシコシティでのシリーズはこれが初開催。

 

球場は標高2240メートルの高地にあるため球がよく飛ぶことで知られているが、その通りの結果になったようだ。

 

明日のGAME2にはダルビッシュ有が先発する予定。

 

 

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