MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

《ROY2021》NLはインディア(レッズ)、ALはアロザレーナ(レイズ)が受賞

 

MLB2021の「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」(ROY)はナ・リーグジョナサン・インディア(レッズ)、ア・リーグランディ・アロザレーナ(レイズ)が選出された。

 

 

「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」(ROY)

 

 

全米野球記者協会(BBWAA)の投票によって決まる2021年シーズンの新人王の受賞者が発表され、両リーグから下記の2名が選出された。

 

 

NLはインディア二塁手

 

24歳のインディアは正二塁手に抜擢され、150試合に出場して打率.269、21本塁打、69打点、12盗塁、OPS.835をマーク。二塁手ナ・リーグの新人王を受賞するのは1982年のスティーブ・サックス(ドジャース)以来39年ぶり7。レッズの選手が新人王に選出されたのは1999年のスコット・ウィリアムソン以来、史上8人目となった。

 

 

 

 

ALはランディ・アロザレーナ外野手

 

アロザレーナは昨年のポストシーズンで大ブレイクしたが、意外にも新人王資格を保持しており、今季は141試合に出場して打率.274、20本塁打、69打点、20盗塁、OPS.815を記録。

 

レイズからの新人王選出は2008年のエバン・ロンゴリア、2011年のジェレミー・ヘリクソン、2013年のウィル・マイヤーズに続いて4人目。キューバ出身の選手としては史上6人目。

 

昨年のポストシーズンで4本塁打を放ち、本塁打数の新人新記録を更新。ワールドシリーズでも3本塁打を放ってポストシーズンの新記録を樹立した。

 

レギュラーシーズンでの本塁打20は、昨年の爆発が fluke (フルーク)ではなかったことを証明した。

 

 

 

 

 

MLBのルーキー資格とは?

 

メジャーリーグの「ルーキー資格」は、必ずしも昇格1年目のみに限定はされていない。

 

前年までのメジャーリーグでの実績が、

 

  • 打者なら打数130以内、投手なら投球回50イニング以内
  • 25人ロースター(登録選手枠)在籍期間が45日以内

 

試合に出ていなくても、試合に出られるよう登録されている期間が、前年までに45日を越えていないこと。

 

なお、登録選手枠は、毎年9月1日から40人に拡大されるが、この期間はルーキー資格規定の対象外となる。