MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平、直近7試合は打率1割台、空を切るバット!ほらね、休養が必要

大谷翔平は修正能力が高いので心配していないが、結論から言って「ブレイク(休養)」は必要だろう。後半戦を考えればオールスターブレイクは必要だったということだろう。

きょうの大谷翔平

エンゼルス大谷翔平は前日、6回を被安打4、失点1、無四球の好投。ただし、打撃面では3打数無安打、2三振、2四球だった。

さすがに、その次の日は休ますだろうと考えていたが「2番・指名打者」で出場。主軸打者が次々と負傷者リスト(IL)入りする中で、次は大谷を潰れるまで使い倒そうという戦術かもしれない。(笑)

エンゼルスは、毎年先発ローテーションに負傷者が出ていた。そのことは、直接関係ないが、主力に故障が多い球団というイメージはある。

ドジャース戦は敵地でのインターリーグということで代打で起用するとの噂もあるが、適度に休ませるのもこの場合は重要な戦術だろう。

ジョー・マドン監督は1日ではなく2日間の休養を取らせることは知られているが、日本時間の8月7日から始まるドジャース3連戦と10日の移動日を挟んでブルージェイズ4連戦の間で3日間ぐらいの連続休暇を大谷には与えたい。

大谷の疲労度を表すデータとしてゾーン内コンタクト率という数値があるが、優秀な選手は95%という数字がある。95%という数字はストライクゾーンのボールに対して100スイングすると95球はバットに当てるという事を表している。

この日も空振り率は50%(10スイング中で5回空振り)だった。こんなシーンもあった。それは第2打席。3ボールノーストライクからの4球目に、ベンチから「振ってもいい」との通称“グリーンライト(青信号)”が出たが、95マイル(153キロ)を空振りしている。真ん中よりの直球だった。

大谷のオールスター後の空振り率は40%だという。それまでは34%だったというデータを中継局のBSウエストが紹介していた。

本塁打は現地7月28日に37号を記録して以来、8試合出ていない。当たらなければ本塁打は出ない。当たり前の話だ。

オールスターブレイク後は19試合で4本塁打。8月は19打数2安打、打率105。2塁打1本だけだ。5試合中4試合が無安打という状態で8試合も本塁打が出ていない。これは今季最長。

投手としては後半3試合で19イニング、防御率0.95、奪三振19、与四球1とエース格の安定感を見せているだけに残念な気がする。

二刀流は過去100年間、前例がなかっただけにスケジュール管理が難しいのはわかるが、大谷翔平といえども適度な休養は球団が強制的にさせるべきだ。

2ヵ月連続の月間MVPでも大谷の凄さは証明された。潰れる前に休ませたい。

投手・大谷翔平 成績(2021.8.5 終了時点)

■ 6勝1敗 (AL38位)

防御率 2.93 (※AL3位相当)

奪三振 106 (AL24位)

奪三振率 11.09 (※AL4位相当)

■ 与四球 36 (AL worst 18位)

■ 被安打 58(※)

■ 被本塁打 7(※)

■ WHIP 1.09(※AL5位相当)

※規定イニング未達

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