リアル二刀流、大谷翔平が今季初勝利をマークした。
大谷翔平NEWS
エンゼルス 9
レンジャーズ 4
主砲のマイク・トラウトが死球で退場させられて大幅戦力ダウンし、1勝3敗と負け越した悪夢のアストロズ戦から一夜明けてエンゼルスはテキサス州アーリントンでレンジャーズと対戦。
エンゼルスの大谷翔平が「2番・投手」で先発登板。5回4失点だったが、打線のランサポートもあって9対4で今季初勝利をマークした。
打っても3打数2安打、1四球で5回に放った2塁打で打点も2。これで打率は.300、二塁打5、三塁打2、本塁打7、盗塁3、出塁率.341、長打率.675、OPS1.016。
Ohtani put on another Sho. pic.twitter.com/1zZ6fHbDJn
— MLB (@MLB) April 27, 2021
メジャーの歴史に燦然と輝く背番号17
日本のメディアを中心に大騒ぎしているが、それもそのはず、この勝利は、18年5月20日(同21日)のレイズ戦以来、1072日ぶりのメジャー白星になる。
コンディションが良いのはスプリングトレーニングから分かっていたが、前日までの通算打撃成績は19試合77打数22安打、7本塁打3盗塁で打率.286。本塁打数も試合前の時点でMLBトップ、そして初勝利。
5回75球(ストライク42)、4失点という先発投手としてだけ見れば60点ぐらいのスタッツだが、奪三振9、与四球2はボールの球威と制球力のアップが分かる数字で、指先のマメの状態も完治して調整が上手くいっているようだ。
This guy. #WeBelieve pic.twitter.com/GLuGyq9BwJ
— Los Angeles Angels (@Angels) April 27, 2021
打って走ってコンディションは良いだけに、疲労が蓄積しないよう上手く休養を挟んでスケジュール管理をする必要がある。1年を通じてコンスタントにパフォーマンスを発揮してほしいからだ。
4月は好調をキープしている。このままでは6月ぐらいに疲れが来ないか、ちょっと心配になる。休むのも戦いかも知れない。
ただ、これだけはベンチの監督を始めとするスタッフが決める部分でもあり、大谷だけに要求するのは無理だろう。がんばれ、チーム大谷といったところだろうか。
トラウト、レンドンも復帰
エンゼルスは、この試合からトラウトが復帰。股関節の故障で10日間故障者リストに入っていたアンソニー・レンドン三塁手も復帰して、フルラインナップに回復した。
トラウトは復帰戦5打数4安打2打点だった。ジャレッド・ウオルッシュが3安打、ジャスティン・アップトンとアルバート・プホルスに連続本塁打が飛び出している。
明日は、そろそろ有原航平の登板も期待できそうで、大谷との先輩と後輩の元同僚対決も楽しみだ。