エンゼルスファンにはフラストレーションの溜まる日々が続いている。
現地5月29日、大谷翔平が2本塁打を叩き込んだが、エンゼルスは乱打戦の末、10対11で敗れた。これでブルージェイズとの4連戦4連敗だ。前のカードからは5連敗になった。
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— Los Angeles Angels (@Angels) May 29, 2022
MLB2022 エンゼルス悪夢の5連敗
昨年同様「なおエ」パターンが復活!
エンゼルスの大谷翔平が本拠地のブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場。1回に10号ソロ、これは6試合ぶりの一発で、18打席ぶりの安打だった。そして3回に2打席連発の11号2ラン。
今季3度目のマルチ本塁打で3万6568人 の観客は大いに盛り上がった。
4連戦で初の先制点を挙げたエンゼルスだったが、喜びは続かなかった。2回には先発左腕のパトリック・サンドバルがブルージェイズ打線に捕まって早くも逆転され、3回には4点差を大谷の11号2ランなどで追いついて5回にはウォードの2ランで逆転。
6回にも追加点で一時は9対6と3点差に広げる場面もあったが、結局、3番手のオリバー・オルテガ投手、4番手ライアン・テぺダ投手、5番手ホセ・キハーダ投手らが次々と失点して、逃げ切ることができなかった。
1試合で4本塁打でも勝てないエンゼルス
打線はテイラー・ウォード外野手が復活の10号2ランを含む2安打、大谷翔平も5打席で2本塁打を含む3打数2安打(四球1、死球1)。
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ルイス・レンヒーフォ内野手が2安打、マックス・スタッシー捕手が5打数4安打(本塁打1)、ジャレッド・ウォルッシュ一塁手やブランドン・マーシュ外野手にも二塁打が出てチームで合計12安打を記録。今季5回目の1試合で4本塁打を放ったが、勝てなかった。
先発のパトリック・サンドバルは3回5安打6失点(自責点5)。リリーバーが5失点(自責点5)。
この連敗中は得点23に対して失点34。その内訳は先発投手の失点が20、ブルペンの失点が14で、大谷翔平も5失点だっただけに一概にブルペン投手の責任にするのは無理があるが、いずれにしてもエンゼルスは投壊していると言える。
現場の指揮官もそれを認めている。