エンゼルスの大谷翔平が7回を投げきってレッドソックス打線を散発4安打に抑え1失点の快投でチームの連敗を「14」で止めた。
大谷翔平NEWS
ネビン新監督(代行)に嬉しい初勝利を贈る
エンゼルスの大谷翔平がホームでのレッドソックス戦に「2番・投手兼DH」の二刀流で先発登板。
0対0で迎えた5回に犠打で先制点を許したものの、その裏の攻撃では自らが打者として逆転の12号2ランをセンターの深いところへ放ちチームの逆転劇を演出した。
大谷の今季12号本塁打は10試合ぶり。6月では初の一発。
「流れを変える長打とかホームランしかないので、そういう意味ではすごいいい仕事ができた」と語った一撃は、打球初速104.4マイル(約168キロ)、飛距離は394フィート(約120メートル)の豪快なアーチだった。
投打で孤軍奮闘、大谷が連敗止める
今季10試合目のマウンドでは、前回も好投したレッドソックス打線相手に今季最速の101マイルの4シームなど気迫が伝わる投球だった。
大谷は7イニング100球(ストライク62)、被安打4、奪三振6、失点1だった。
試合は6回に守備の人、9番アンドリュー・ベラスケス遊撃手がレッドソックス2番手の澤村拓一の4球目を捉えて今季第3号3ランで突き放し、8回をライアン・テペラ、9回をライセル・イグレシアスが抑えてエンゼルスが5月24日以来の勝利を飾った。
久しぶりに勝利のリレーを観た。やはり、リリーバーもイニングの途中からではなく頭から投げさせたほうが良いのかもしれない。テペラに13ホールド、イグレシアスに12セーブ目が付いた。
長いトンネルを抜けて球団の黒歴史(球団ワースト14連敗)を大谷が止めた。そして、ネビン新監督にも嬉しい初勝利だったに違いない。
Ohtani, 101.0 mph K, 104.4 mph HR pic.twitter.com/EGfBTmpUt1
— David Adler (@_dadler) June 10, 2022
大谷の投打のスタッツ
これで投手大谷の今季は4勝4敗、54.1イニングで防御率3.64、WHIP1.12、奪三振71(9イニング換算では11.76)、与四球(9イニング換算で2.15)、被打率2.30、QS率50%になった。
打者では4打数2安打(1本塁打含む)で今季の打率.247、本塁打12、打点34、出塁率.325、長打率.457、OPS.783。
6試合連続安打中だが、得点圏打率は.222と低いままだ。今後のアップに期待したい。
THE ANGELS LOSING STREAK IS OVER 😇 pic.twitter.com/XMeDqyul4f
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) June 10, 2022
大谷翔平 after game interview pic.twitter.com/6xyi9vRbtK
— ■○ (@ohtanishoheiday) June 10, 2022