MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

20歳の剛腕!大谷翔平にMLBスカウトマンが熱き視線

昨年、伝説のシーズンをつくった大谷翔平。筆者も虜になった一人だが、ここでは、これまでに大谷に関して紹介していた過去の記事をリライトして再アップしたい。これは2014年10月10日の記事。

 

大谷翔平アーカイブ

 

日米野球の目玉のひとつが大谷翔平

 

11月10日から始まる「日米野球」の日本代表28名が昨日発表されたが、そのメンバーのひとり、北海道日本ハム大谷翔平投手の特集記事をMLBの専門誌「ベースボール・アメリカ」Webサイトが報じてる。

 

その記事では、「オオタニは今季センセーショナルな活躍を続けている。防御率は2.61で6位。155回1/3を投げ、179奪三振で57四球ポスティングシステムによりメジャーに行くようになるにはあと数年かかると見られているが、彼はすでに日本球界のエース。MLBのスカウトも密着している」と紹介している。

 

さらに、「オオタニは日本の次なる大物だ。彼は日本ハムファイターズで2年目の20歳に過ぎないが、若き右腕に対するワクワク感は、高校卒業後にメジャー球団と契約することを迷ったことからも大きくなる一方だ」と期待を込めている。

 

大谷は、花巻東高校卒業時にメジャー挑戦を見据えてドジャース、レンジャーズなどと面談した。そのあたりの事情にも触れていることからしても、米メディアの関心の高さがうかがえる。

 

大谷は、10月5日の楽天戦では、初回先頭の銀次への2球目で162キロをマーク。同誌では銀次に対して投じた一球を動画で紹介。

 

2008年6月1日のソフトバンク戦で当時、巨人のマーク・クルーン投手が記録した162キロと並んだ最速記録まで持ち出して大谷の可能性を高く評価している。

 

きのうの「侍ジャパン」記者会見で、小久保監督から「初戦の2番手で投げさせて、最終戦の先発」という起用が明らかになった。

 

終戦というのは第5戦で、北海道日本ハムのホームで開催される。この登板は、MLBのスカウト達のほうが注目しているだろう。