今年からMLBが採用している低反発球の影響だろうか?
4月25日(日本時間26日)のメジャーリーグは全16試合が開催されたが、そのうち6試合が完封試合だった。
MLB2021 きょうの大谷翔平
ブルワーズ 6
カブス 0
どの試合も先発投手が好投しているが、継投策もスムーズに成功して0封勝ちしている。この試合ではブルワーズのブランドン・ウッドラフが6回、無失点、被安打2、奪三振8のクオリティースタート(QS)だった。
ウッドラフは今季5試合に登板して防御率1.55と好調をキープしている。
Big Woo shut the Cubs down.#ThisIsMyCrew pic.twitter.com/2QDaNegZwm
— Milwaukee Brewers (@Brewers) April 25, 2021
GAME1
ブレーブス 0
GAME2
ブレーブス 0
ダイヤモンドバックスは敵地トゥルイスト・パークでのブレーブスとのダブルヘッダー(7イニング)第1試合ではザック・ギャレンが6回裏一死までノーヒッターを継続して1安打完封勝利をマークし、第2試合ではマディソン・バムガーナーが7ニングを被安打0でノーヒットノーランを達成。
MLB公式サイトによると7イニング制のダブルヘッダーでは延長戦になって9イニングに到達しない限り、ノーヒッターは公式記録として認定されないことになっており、バムガーナーの快投は参考記録扱いとなるらしい。
The final out. pic.twitter.com/j3LEj4eBl9
— Arizona Diamondbacks (@Dbacks) April 25, 2021
ナショナルズ 0
メッツ 4
メッツのタイフアン・ウォーカーも7回を無失点、被安打3、奪三振4の力投で今季初勝利を飾った。
ロイヤルズ 4
タイガース 0
ロイヤルズは先発左腕ダニー・ダフィーからウェイド・デービスまで4投手の継投でタイガースを0封。ダフィーは防御率でア・リーグ1位の0.39と開幕からの好調をキープしてロイヤルズの快進撃をけん引している。
ヤンキースも本塁打数が激減
2019年にヤンキースは162試合で306本塁打を記録。1試合平均1.89本だったが、今季は、21試合を消化した段階で26本(同1.29本)、ヤンキースを上回るツインズは2019年に年間307本(同1.90本)が今季は20試合で21本(同1.05本)。
ヤンキースの攻撃陣は同じメンバーでほとんど変わらず、ヤンキース9勝12敗、ツインズ7勝13敗と低迷している。破壊力がなくなって得点力が低下、それが順位に跳ね返っているのが数字を見れば分かる。
それに反して、打線は非力だが機動力と次の塁を狙って得点を重ねる「スモールベースボール」で、ここまで好結果を出しているのがロイヤルズやアスレチックスだろう。両チームともチーム盗塁数や犠打数ではMLB30球団中上位のスタッツをマークしている。
まだ、20試合を消化した段階で答えは出ないが、以前よりも飛ばないボールを採用したことで、本塁打で勝負が決まる大味な野球より、犠打や走塁などで次の塁を狙い得点を重ねるスモールベースボールにのほうが優位になりつつある。
4月の段階でノーヒットノーランを2投手が記録、バムガーナーの参考記録を入れると3投手が達成した。ブルペンを含む投手力や総合的な守備力で優劣が決まる時代にシフトしているのかもしれない。