MLB機構も政治介入してオールスターゲームの開催地を変更するなど、人気の凋落に拍車をかけるようなメッセージを発信しているが、その話は政治がらみでネガティブな話題なので深掘りしないでおこう。
でも、そんな暗い時でもゴルフの男子PGAツアーで松山英樹のメジャー大会(マスターズ)制覇など、日本人選手が活躍して明るい話題を振りまいているのは嬉しい限りだ。
GAME DAY きょうのメジャーリーグ
メジャーリーグでも大谷翔平が、それらと連動するように今日も3安打の猛打賞で気を吐いている。
現地13日(日本時間14日)、ロイヤルズの本拠地カウフマンスタジアムで行われたエンゼルス対ロイヤルズ戦のGAME2で大谷が第4号ソロ本塁打をマークした。
1回の第1打席は俊足を生かして三塁内野安打。ロイヤルズはチャレンジ(ビデオ判定)したがセーフになった。大谷シフトで二塁ベース寄りに守っていた三塁手の横に転がった打球だったが、あれがセーフになるのだから凄い快速だ。全盛期のイチローの内野安打を見ているようだった。
大谷の見せ場は、2点を追う5回の第3打席。左腕ダニー・ダフィーのフロントドアから真ん中に入ってくるカーブを完璧に捉えた。
初回にタイミングを外された球種だったが、狙っていたように開くこともなくセンターの深い部分やや右に運んだ。打球速度108.9マイル(約175.2キロ)、角度29度で上がった一打は飛距離431フィート(約131メートル)だった。
1点差を追う最終回の第5打席は、相手クローザーのグレッグ・ホランドから痛烈なライト前ヒットでチャンスを広げる。エンゼルスは2死満塁で1打出れば逆転のシーンを作ったが、後続が続かず2対3で敗れた。
大谷は5打数3安打、1打点。エンゼルス先発右腕ディロン・バンディの好投(7回、自責点2)が報われなかった試合だった。エンゼルスは12安打、ロイヤルズは5安打だったが試合はロイヤルズが勝利した。
同地区ライバルのアストロズもタイガースに敗れたため依然としてエンゼルスがア・リーグ西部地区で首位に立っている。
昨日(日本時間13日)の大谷翔平3安打のシーン
【 #エンゼルス 】#大谷翔平 5打数3安打3打点の大活躍🔥
初の猛打賞をマークし、7回の2点二塁打では今季メジャー最速119マイルの打球を放ちました!!https://t.co/q2cpUWCjuW#日本人選手情報 pic.twitter.com/fD4IggFChO
— MLB Japan (@MLBJapan) April 13, 2021
大谷の打撃成績は現時点で、打率.364、本塁打4、三塁打2、二塁打3、出塁率.391、長打率.795、OPS1.187。