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投手大谷翔平も好調な仕上がりをアピール

 

大谷翔平NEWS

 

 

大谷、奪三振5、球速も100マイル計測

 

先日の特大ホームランなど、今季は春先からコンディションの良さをアピールしている大谷翔平は投手としても順調に準備はできてるようだ。

 

 

現地時間3月5日(日本時間6日)、アリゾナ州メサで行われたアスレチックスとのオープン戦で今季初の実戦登板を無事終えた。

 

 

昨年のことがある以上、球団関係者も先ずは安堵したことに違いない。トミー・ジョン(TJ)手術で移植した部分もしっかりと自分のカラダの一部になっているのだろう。

 

 

下の球団公式ツイッターを見てもらえば腕がしっかりと振れているように見える。この時期としては順調に回復し、昨年よりは強化できているように見える。

 

 

 

 

メディアの報道によれば、最速で100マイル(約160.9キロ)を計測したという。

 

 

打者を立たせた実戦形式のライブBPでも97マイルから100マイルと報道されていたが、試合で相手の打者からアウトをすべて三振で奪い、この日は1回2/3イニング41球で、2四球、3安打、1失点だった。

 

 

大谷はインタビューで「球数を投げられたし、ランナーを背負った投球は実戦でしか出来ないので、良かったと思います。(初登板で)軽くいこうかと思っていたが、最後に決めに行く時は力みました。いいリリースで投げられれば、もっといいのかなと思います。球速は必然的に上がってくる。目安にできればと思います。真っすぐは良かったし、スプリットは変化が良かった」と振り返った。

 

 

大谷のここまでは順調すぎて怖いぐらいだ

大谷は2018年10月1日、ロサンゼルス市内でトミー・ジョン(TJ)手術を受けた、さらに、2019年9月には左膝蓋骨の手術も受けている。

 

 

そうした手術からのリハビリを重ねながら迎えた2020年は2試合の登板に終わり、打撃成績も44試合で153打数29安打、打率.190、7本塁打、24打点、OPS.657の不本意な成績だった。

 

 

多くの選手を見ているとTJ手術の場合、移植した部分がしっくり馴染んで自分のカラダの一部になるまでは中2年間は擁する。そう簡単に10数カ月で以前のようなパフォーマンスを発揮できるものでもない。

 

 

まして大谷の場合は足の膝に爆弾を抱えていた。以前にも一部の評論家が大谷の投げ方を見てそのことを指摘していた。

 

 

だから、昨年の準備不足で変な短縮シーズンに悪いものは全部出して、今季はハツラツと投げているようでうれしい気がする。

 

 

まだまだ油断はできないが、今季のエンゼルスは6人先発で、大谷の負担も少ないだろうから、打たれても良いので、20試合ぐらいは登板してほしい。

 

 

以前の報道では、大谷は体調も良く新しい器具を右腕につけて投球練習をしているという。シアトルの有名なトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」のメソッドを採り入れているということだから復活した大谷に期待したい。

 

 

ペリー・ミナシアンを新GMに迎えたエンゼルス投手力は個人的にはBクラスの評価だが、大谷が安定してマウンドに立つことができれば、プラスアルファの効果は大きいはずだ。

 

 

 

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