前回登板で、6回途中に球審のコールへの抗議で退場になったアストロズのジャスティン・バーランダーが自身3度目のノーヒット・ノーランを達成した。
史上6人目になる3度目のノーヒッター達成
バーランダーは、敵地トロントで行われたブルージェイズ戦に今季28試合目の先発登板。9回120球(ストライク79球)、14奪三振、1四球。
初回1死から2番打者ビジオに四球を与えたが、それ以降、26打者連続アウトで、二塁を踏ませない圧巻のパフォーマンスを見せた。
All 27 outs of History! #LegendaryMoments with @budweiserusa pic.twitter.com/IcCjxRJ8AS
— Houston Astros (@astros) September 1, 2019
①2007年6月12日のブルワーズ戦(@デトロイト)
いずれもタイガース時代に2度達成しているが、これを見ると、トロントでは2回目の快挙になる。
そして過去に3回達成した投手は5人しかいない。
①ノーラン・ライアン(7回)
②サンディ・コーファックス(4回)
③ボブ・フェラー(3回)
④ラリー・コーコラン(3回)
⑤サイ・ヤング(3回)
バーランダーは今季17勝目(5敗)。
防御率 2.56(AL1位)
WHIP 0.77(AL1位)
奪三振率 11.98
与四球率 1.63
rWAR 6.0
257奪三振はMLB全体でも同僚のゲリット・コールを抑えてトップに立った。通算でも2963奪三振で、メジャーリーグ18人目の「3000奪三振」のマイルストーンも見えてきた。
36歳のバーランダー。クーパーズタウンへの道が、また近づいた。