現地19日、マイク・トラウトが負傷からようやく戦列復帰。孤軍奮闘する大谷翔平のあとを打つ力強い存在になってほしい。
MLB2022
サンドバルがマダックス達成!
エンゼルスはデトロイトでのGAME1を1対0でタイガースに勝利。先発のパトリック・サンドバル投手が、5月22日以来の4勝目(8敗)を挙げて自身の7連敗をストップ。
97球で9イニングを投げ抜き、マイナー時代を含めても自身初となるコンプリートゲーム(完封)をマークした。
MLB投手の中で、今シーズン 9イニングの完投を投げたのはサンドバルを含めて13 人だけだ。
A 97-pitch GEM from Patrick Sandoval. 🔥 pic.twitter.com/oRNKbPXWxE
— MLB (@MLB) August 20, 2022
サンドバルは7回裏から8回裏にかけて5者連続三振も記録。9イニング97球3安打で<span style="color: rgb(255, 0, 0);"><strong>「マダックス」</strong></span>を達成した。
「マダックス」とは非公式記録だが100球以内で完封勝利すること。エンゼルスの投手が完封勝利するのは、5月10日(同11日)にノーヒットノーランを達成したデトマーズ以来、今季2人目。エンゼルスの投手では2016年のジェレッド・ウィーバーとリッキー・ノラスコ以来6年ぶり16度目(14人目)。
Sandy CG Shutout!! LTBU!!@Angels | #GoHalos pic.twitter.com/CMT1UAptLT
— Bally Sports West (@BallySportWest) August 20, 2022
サンドバルは、これまでも好投している試合もあったが、制球が不安定で球数が多く、先発投手の最低ノルマともいえる6回を投げきれない試合が多かった。
この日は、不調のタイガース打線にも助けられ被安打4、奪三振9、無四球という圧巻のマウンドだった。これで今季は19試合の先発で防御率は3.14に上昇。
サンドバルにとっては自信につながる1勝だったに違いない。まだ、25歳と若いし、先発ローテーションの中核になってほしい投手だ。
ちなみに、日本人投手ではヤンキース時代の田中将大が現地時間2017年4月27日に同じく97球でマダックスを達成している。
Going deep at DET 🚀#GoHalos pic.twitter.com/dhyIrn07mm
— Los Angeles Angels (@Angels) August 19, 2022
戦列復帰のトラウトは4打数1安打2三振。1番DHで出場した大谷翔平は3打数ノーヒット、1四球2三振だった。大谷の打率は.263、OPS.871。連続試合安打は5で止まった。
エンゼルスの貴重な1点はジャレド・ウォルシュの14号ソロ本塁打だった。意外なスタッツだが、これでエンゼルスの零封勝ちは今季14度目で、ヤンキースに並びリーグトップタイらしい。