アストロズのベテラン右腕ジャスティン・バーランダー投手が4日(日本時間5日)、同地区最下位のマリナーズ相手に好投。2回を終了時点で今季200奪三振を達成。試合は3対1でアストロズが勝利した。
バーランダーは15勝目(4敗)。6回を98球、被安打3、失点1、与四球2、奪三振10。7回にコーリー・シーガーに被弾して1失点したところで降板した。2ケタ奪三振は今季7試合。
There are two pitchers in baseball with 200+ Ks this season.
They're both on the @Astros. #TipOfTheCap pic.twitter.com/vu1VsPsWn4
— MLB (@MLB) August 4, 2019
今季のMLBで200奪三振(206奪三振)を超えているのは、同僚のゲリット・コール(216奪三振)に続いてで2人目。防御率2.68はアメリカンリーグでトップ。36歳のベテラン右腕は衰えを知らない。
アストロズの投手陣は先発がMLB全体で30球団中2位の防御率。ブルペンが同4位。ここにダイヤモンドバックスからザック・グリンキー、ブルージェイズからアーロン・サンチェスをトレード期限前に獲得。MLB最高クラスの先発ローテーションを形成してポストシーズンへの備えも万全だ。
バーランダーの契約は21年終了まで。気になるのは今季終了後にフリーエージェント(FA)になる右腕ゲリット・コールとの契約延長。
今季はエリートスターターとしては格安ともいえる1350万ドル。28歳という年齢からマーケットバリューも6年1億7000万ドルから1億8000万ドルあると言われ、これは年平均2900万ドルのクリス・セール(レッドソックス)と3100万ドルのデビット・プライス(レッドソックス)並みの契約になると予想されている。
その他、唯一の先発左腕のウェイド・マイリー(1年450万ドル)も今季終了後にFAになる。